エスカレーターマニアの移動の記録

エスカレーターマニア。船に乗る人。原付で旅をします。

12/21 ソウルよれよれ旅行1日目:明洞エスカレーターツアー

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朝7時に家を出て、横浜駅から成田へNEX。

ソウルは東京からたったの2時間!とか言うけど、成田まで約90分。仁川空港から街中まで約60分で、遠い。空港2時間前到着とか言ってるとぜんぜん半日どころか3/4日つぶれる。小松空港なんて羽田から40分ですけど、新幹線通るまでぜんぜん観光客来ませんでしたわよ、となんとなく恨み節。羽田の国際線ターミナルから、オンラインチェックイン&自動化ゲートで超スムーズに搭乗できると印象がまるで変わってくるのだが、LCCの登場により、横浜に越してからむしろ、成田に行くことが増えてしまった。だってANAの羽田⇄金補便の半額以下なので仕方がない。Jinairである。

 

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Jinairはオンラインチェックインと自動チェックイン機がないために、行きも帰りも、チェックインカウンターにJinairだけ長蛇の列だ。チェックインカウンターを廃止して自動チェックイン機のみです、なので人件費が浮き安いのです、というような感じのほうが、LCC万歳感あるんだけどそうもいかんらしい。そしてJinairのスチュワーデスさんたちは大変丁寧である。なんと機内食も出た。機内の無料映画などはさすがになかったが、ぼうっと外を見て、日本アルプス上空を越え、あれは何ダムであろうかとじっと目を凝らし、おお冬の日本海。と思っているうちにもう半島についた。

 

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ステップがグレーのエスカレーター見ると「海外!」て思う。

 

仁川空港について、入国手続きを終え、目の前にあったKTの窓口でSIMカードを入手して、目の前にあったバスターミナルから明洞行きのバスに乗る。大山総裁のレポートにより、ソウルは団地の街だときいていたが、なるほど車窓からばんばん団地が見えた。冷たい雨がしとしと降り、容赦なく寒く、どんより曇った山がちな地形に、すっかり裏日本にひと足早く帰省した気分になる。おもに天気悪いところが。

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明洞は、ソウルタワーのそびえる南山の北側のふもとにある繁華街で、その南山をちょろっと登るすごい山道の途中に、安価なゲストハウスがたくさん並んでいる。私が泊まるのもそのひとつである。  

ゲストハウスのフロントにつき、いつもどおり英語でハロー、アイドライクトゥチェックイーンと言ってみたところ、予約名を確認するやいなや日本のお客様ですか?とかなり正確なイントネーションで受付のお姉さんに返され、部屋の設備の説明まで丁寧にしていただいて、おおぅ、ソウルの人、親切。となる。ハングルがさっぱり読めないものの、地名は手元にある地図にふってあるカタカナと、ハングルにふってある英語を見比べてなんとかなる感じ。日本のガイドブックに出ているような飲食店は必ず日本語のメニューがあって、カメラ首から下げて観光客です!という体で入っていくと無言でそれを出される感じ。猛烈にお腹が空いていたので、明洞までおりて、石焼ビビンバ発祥の地、というお店で石焼ビビンバを食べる。8,000ウォン。

 

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目に入る文字情報がぜんぶ、日本語のほうが多いぐらいのお店であった。


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キリスト教が主流のソウルの街中はイルミネーションがたいそう綺麗。そのまま明洞のエスカレーターめぐりへ。

 

ここで、エスカレーターが本気で好きで、自分で探したい派の人はけして読んではいけない情報をお伝えしてしまうのですが。

 

 

 

 

 

(いいですか、心の準備は。)

 

 

 

 

 

 

ソウルのエスカレーターメーカー、ぜんぜん体系が違っていた。

 

 

 

 

 

 

(本当にいいですか。ソウルに近々行く人は読まないように)

 

 

 

 

 

日本国内のエスカレーターシェアは三菱、日立、東芝という御三家が占めているのであるが、韓国はというと、それがヒュンダイとLGであった!おおおぅ。現地に行くまでわからないことがまだまだあるものだナァ(資料を調べるのが苦手なだけ)。

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おおおおう。初日にしていきなりこんなレアなの見つけちゃってどうしたらいいんだ、と思っていましたが、韓国ではヒュンダイ、LGがエスカレーター界の2強でした。

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あとOTIS。在りし日のナショナル同様、LGとの協業モデルもあり。

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香港で見かけたDONG YANGさんとも久々の再会。

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あとOTISのレア板も。ちょっと東芝っぽい。

 

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そして、衝突防止板のデザインが独特だった。スーパーマリオブラザーズのゴールの旗みたい。

 

不要な電話が鳴らないようにWiFi以外の通信を切ってたらSpottizmoの記録がとれなかったのはちょっと失敗だった。自力でログにするとこんな感じ。