船とエスカレーター

船に乗ったりエスカレーターに乗ったりする旅行記中心のブログです。なかの人は田村美葉です。

東京の本当にマニアックなエスカレーター名所まとめ

先日、『次課・長州の力旅』という番組に出演し、横浜と川崎のエスカレーターを案内させていただきました。

www.bsfuji.tv

 

放送後、Twitterエゴサーチしていたところ、視聴者の方で「全部知ってるエスカレーターだったけど、もしかして自分はエスカレーターマニアなのか」と困惑(?)されている方がいらっしゃいまして。たしかに、元町・中華街駅、川崎モアーズ、横浜ランドマークプラザ、というチョイスは、私も相当初期の頃にチェックした王道中の王道でしたので、マニアック度が足りなかったかなと反省しました(負けず嫌い)。

 

そこで今回は、東京の中でも「これは知らなかった」と言われるであろうエスカレーター名所として、エスカレーターマニアの面目躍如とするならどこだろう(負けず嫌い)という視点で、ちょっとまとめを作ってみた次第です。

 

※ちなみに、番組でご紹介したのはこちらの3箇所。出演者の方からはランドマークプラザさえ、「いや、言われなければ曲がってることにも気づかなかったかも」というお言葉もいただきましたので、件の視聴者の方はエスカレーターマニアの素質充分なことはまず間違いないので安心していただきたいと思います。

www.tokyo-esca.com

www.tokyo-esca.com

www.tokyo-esca.com

 

 

マニアックレベル初級

そこそこ派手で、一般的にもいわゆる「映える」エスカレーターだけれども、場所が場所だけにあまり知られていないであろうエスカレーターです。

有楽町マリオン

f:id:tamura38:20110110200539j:plain

上階の映画館フロアを結ぶエスカレーターで、全面鏡張りの空間で無限エスカレーターが楽しめることがマニアの中では常識、となっているのですが、案外、映画目当ての方はエレベーターで直行することが多く、こんな夢の空間が眼前にあることに気づかれなかったりする場所です。

 

LIVIN OZ 大泉

f:id:tamura38:20121020181456j:plain

日本のポンピドゥーセンターとして崇めている場所ですが、大泉学園という練馬区の住宅街、しかも駅からさらにバスで数分かかるという「なんでこんな場所に」と思わずにはいられない土地に突如現れるショッピングモールです。しかも中身は西友とかドトールとか。渋い。

 

ちなみに本家ポンピドゥーはこれ。似てるよね。

www.tokyo-esca.com

 

新歌舞伎座

f:id:tamura38:20130923110136j:plain

隈研吾さんによる特注色、「歌舞伎赤」で彩られたエスカレーターです。歌舞伎の正規チケットを持っていないとみられない場所にあるので(幕見席チケットでは入れない)、見るために1万円ぐらいかかります。しかしこの「歌舞伎赤」、手すりだけかと思いきやステップや床板にまで用いられているという超絶カスタマイズ品なんですよね。エスカレーターマニアなら1度は行くべきかと。こんなことできるのかよー三菱先生さすがかよーという気持ちになります。

隈研吾先生も、番組でご紹介した元町・中華街駅伊東豊雄先生同様、親エスカレーター派としてマークしている建築家のひとりです(他には原広司さん、リチャード・ロジャースさんなど)。

地元北陸のキラリも素敵でしたよ。

www.tokyo-esca.com

 

マニアックレベル中級

マニア以外はとりたてて注目しないであろうが、わかりやすくめちゃくちゃ珍しい、というタイプのエスカレーターです。

銀座ファイブ

f:id:tamura38:20181018204358j:plain

オーチス・エレベーター製の丸ボディ、しかも部分照明型という、世にも珍しいエスカレーターが残っている貴重な施設です。いかにもマニアっぽい説明ですみませんがついてきてください。調査不足なだけかもですけど、現状、日本でオーチスの丸ボディってここでしか見れないかも。海外は丸ボディ自体が少ない(日本メーカー独特の形状のため)ので、ここにしかもうないのかも?

この近くにあった阪急銀座モザイクにもとても可愛らしいのがあったんですが建て替えでなくなってしまい、悲嘆に暮れていたところ、すぐ近所で再び発見して「こんなところに……!」と思いました。めちゃくちゃ一等地にあるんですが、雰囲気としては巣鴨、という感じで、都心に残る異空間のひとつですね。

 

モザイクにあった丸ボディはこれ。

blog.tokyo-esca.com

 

関係ないですが、この近所には異空間が色々あって楽しいです。

blog.tokyo-esca.com

blog.tokyo-esca.com

 

東宝ツインタワービル

f:id:tamura38:20091205155726j:plain

マツコの知らなすぎる世界で紹介して以降、エスカレーターを見るために名鉄百貨店本店を訪れる方もいると聞いて、ちょっと嬉しい気持ちなのですが、日本に3基しかないうちの1基がここにあります。

これも日比谷、有楽町界隈。上のと合わせて思うのですが、この界隈も名古屋同様、ちょっと時空が歪んでる疑惑ありますね。

 

ちなみに名古屋はここ。日比谷のは1人乗りの幅でよりスタイリッシュです。

www.tokyo-esca.com

 

大丸ピーコック下北沢

f:id:tamura38:20181018210316j:plain

思わず「え…!」とおののくぐらい古いタイプのエスカレーターが残っています。この写真の撮り方でわかるように、私、撮影時点で気づいていないのですがこれ、床板に「日立エスカレーン」の文字があるんです。日立がスーパーなどのより小規模な商業施設向けに作った、規格型エスカレーターのひとつですね。ですね、と言われても困るかもしれませんが、丸ボディ同様、日本のエスカレーターの中では相当レアな一品です。ステッカーもかなりレアな種類ばっかり貼ってあって素敵。

 

日立エスカレーンに付いてはこちらが詳しいです。

特別企画4 日立のエスカレーター"エスカレーン"の謎を追え!・前編

 

ちなみに、神奈川県では上記記事執筆者のMACLORD氏とともにレトロなスーパーを中心にエスカレーター巡りをしたことがあり、レトロ系マニアックがお好みの方はこちらもどうぞ。日立エスカレーン再び登場します。

dailyportalz.jp

 

レトロ系は私よりも、MACLORD氏やJP-Super.comさんの方がよほどお詳しいのでこちらもどうぞ。

昭和なスーパーめぐり

JP-Super.com (@jp_super) | Twitter

 

マニアックレベル上級

「これの何がすごいの?」と言われても説明がしにくいのだけれども、間違いなくエスカレーター名所である、と感じずにいられない場所です。

 

銀座7丁目歩道橋

f:id:tamura38:20090207145115j:plain

エスカレーターにハマった理由を、「上京してきて、日常にすごくたくさんエスカレーターがあってびっくりしたから」と答えると、どんな田舎から来た子なのかな?と思われることがあるのですが(金沢市ですよ)、歩道橋にエスカレーター、は間違いなく、都会にしかない風景です。昭和通りの交差点を蛸の足のように結ぶ歩道橋は、階段を伴わない独立タイプのエスカレーターがとてもレトロフューチャー

 

ちなみに、庵野監督も第3新東京市の「今と地続きの未来感」を表現するためにエスカレーターを非常に巧みに使います。

www.tokyo-esca.com

 

羽田空港第一ターミナル

f:id:tamura38:20090104174427j:plain

羽田空港は、第二ターミナルのわかりやすくワクワクするロングエスカレーターも素敵なんですが、第一ターミナルのやや無骨で機能的、でも人を圧倒するスケールの吹き抜け空間にいつもゾクゾクします。ちょっと香港っぽいというか。この写真だとわかりにくいのですが、左右にシンメトリーにこの反対側にも同じエスカレーターが設置されています。長らく新幹線のなかった北陸勢としては、東京の玄関口はいつも羽田だったので、この風景が「東京」として心に深く刷り込まれているような気もします。

 

ちなみにこちらが第二ターミナル。シンプルにわかりやすくかっこいい。

www.tokyo-esca.com

 

LABI AKIHABARA パソコン館

f:id:tamura38:20081012122817j:plain

秋葉原駅前の「エスカレータービル」と呼んでいるビル。ひとつひとつのエスカレーターは、形状や長さもいたって普通、つけられ方も至極シンプルなんだけど、「こういう方法があったか」と思わずにいられない、ワクワク感がたまりません。ちなみに一番上の部分はエスカレーターではなく階段です。

 

晴海トリトンスクエア

f:id:tamura38:20090509162432j:plain

トリトンスクエアは、何だろう。このぐらいの空間そんなに珍しくもないんじゃない、と思っていた時もあったけど、1度エスカレーターから中二階で降りて、わざわざこの円形の踊り場に回り込んでさらに高みへと吸い込まれていく。何度見返しても、なかなか大胆な設計になっていて、いつも惚れ惚れとします。これを作った人はエスカレーターが好きに違いない、と初見の感想に書いてありますが、今でもそう思います。

 

エスカレーターの本も買ってね

いかがでしたでしょうか(なんちゃって)。

興味を持たれた方は、データベース本サイトに載ってる307基を合わせてご覧いただくなり、国内で多分唯一ぐらいのエスカレーター同人誌「別冊東京エスカレーター」も合わせてご覧ください。各号で都内のエスカレーター激戦区を巡る連載もしており、今までに汐留、丸の内、品川、秋葉原を紹介しています。

同人誌のご購入はこちらより通販にて。

books.tokyo-esca.com

 

www.tokyo-esca.com

 

スタンダードにかっこいいエスカレーターのまとめはこちらに。

blog.tokyo-esca.com

 

9/17 ダムヌンサドゥアック水上マーケット、センセープ運河、そしてまだまだ終わらぬエスカレーターの旅

昨日の夕方、ホテルでごろごろしながら最終日の行程を考えていて、水上マーケットに行くか、それともアユタヤに行くか。と悩んでいたら午前中に水上マーケットに行って午後にアユタヤに行くというよくばりプランがあって、5分ほど悩んだのだけど、市内に戻ってくる時間にやや不安があったのでやめて、水上マーケットのツアーだけ申し込むことにしました。

Googleで検索して一番上の広告に出てきたツアーで、日本語のサイトで予約して、現地のウエンディーズツアーというところが催行。参加者全員、日本人で、現地ガイドさんの喋る日本語はよくわからないところありつつ、白いバンみたいのに乗って水上マーケットの街、ダムヌンサドゥアックを目指します。

この白いバン、人数が少ないからなのかと思ったのだけど、水上マーケットツアーではバンに乗って行くのが定番だそうで(細い道を走るから?)途中で連れて行かれたヤシ園の駐車場というところに日本人以外の団体も含め、何十台もバンがとまっていました。いろんなバンがあったけど、私の乗ったやつは全座席が革張りでゴージャス仕様のやつだったのでラッキーでした。

 

DSC00651.jpg

ココナツの実から砂糖を作るところを実演していて、砂糖や、ココナツオイルを使った美容品が(ちょびっと)並んでおり、血走った目をした世界各国の女子たちが争って買い求めていたりを遠目に眺める。

 

DSC00652.jpg

奥のほうに進むと少し閑散とした広大な倉庫みたいなお土産物屋さんスペースがあって、これらのお土産物の問屋がバンコク市内にあって仏像ひとやまいくら、みたいな感じで売っているのだという話を聞いてしまったために、なるほど…とか思って眺めるのだけど、バンコク市内の露店よりも、お値段がすべて高めですね。完全に、ツアー客狙いの施設だからね。

 

さて、このヤシ園地帯の一帯が、すでに運河の街で、ガイドさんによるとヤシの畑のためにそこらじゅうに水路が張り巡らされているらしく、バンで走っていても運河を超えるたびにがたごと揺れる。ダムヌンサドゥアックは、もともと水上マーケットがあった場所というよりもこれらのヤシ園の運河の一部を活用して、タイに昔からある水上マーケットを再現した観光マーケット的なもの、ということのようです(たぶん)。行くまでは、なんだ、観光用のマーケットか、とか思っていたんだけど、運河の観光活用っていう意味ではすごく最先端であるともいえる(たぶん)わけで、行ってみたらめちゃくちゃおもしろかったですよ。

 

DSC00653.jpg

船着場らしきものに着き、はい!乗って!とまずはエンジンつきのボートに乗せられる。

 

DSC00655.jpg

DSC00661.jpg

DSC00673.jpg

DSC00674.jpg

DSC00680.jpg

DSC00675.jpg

 

比較的広めの運河をエンジンボートでぶっとばしていったあと、ちょっと小さい運河に入ると、ちらほら手漕ぎのボートも見え始めた。

 

DSC00683.jpg

DSC00688.jpg

お、ここが目的地ですねー。

というわけで、ここから手漕ぎのボートに乗り換える。この手漕ぎのボートは別料金、ていうツアーも多かったのだけど、私の申し込んだやつは「込み」が売りのやつなので、またガイドさんに促されるままにボートを待つ。

 

DSC00689.jpg

DSC00691.jpg

DSC00696.jpg

わーーい!

DSC00700.jpg

DSC00701.jpg

DSC00702.jpg

DSC00706.jpg

DSC00713.jpg

DSC00716.jpg

DSC00718.jpg

DSC00731.jpg

DSC00733.jpg

両側に、一山いくら系の露店が並び、ボートでは果物とかなにかしらの食べ物を売っている人が多かった。おもしろーい。露店はお値段お高めに設定されていることもあってあらゆるガイドブックに「値切ってみましょう!」と書いてあるのだけど、すごくおとなしい人しか乗っていないボートだったので、「へー」とかみてるうちに通り過ぎて、正味10分ほどで手漕ぎコース終了。

 

DSC00730.jpg

DSC00732.jpg

DSC00755.jpg

おもしろかったな!

 

このあと、またバンに乗ってバンコク市内にちょうどお昼頃戻り、午後のアユタヤコースに行く人はそのままちょっとせっかちなガイドさんに連れられていきました(よくばりコースだから大急ぎだね)。

 

DSC00759.jpg

もうそろそろ疲れてきているのでかっこいいエスカレーターはもういいよ、とか思うんだけど入るとかっこいいので仕方がない。MBKセンター。

 

またフードコートでお昼ごはん。めっちゃ美味しかった〜。あとフードコートの人みんな親切だ〜。タイのフードコード大好き。

 

DSC00765.jpg

そのあと、予定していた芸術文化センターがあえなく休館ということでやってきた、ジム・トンプソンの家。

 

DSC00766.jpg

DSC00769.jpg

DSC00767.jpg

DSC00772.jpg

DSC00773.jpg

DSC00776.jpg

ジム・トンプソンがコレクションした貴重な仏像や器などの数々が展示されているんだけど、ともかく建物がすばらしい(とるるぶに書いてあった)。タイの昔の建築様式と西洋建築が組み合わされていて、たしかにたいそう素敵でした。あと、中国の昔の麻雀テーブルをダイニングとして使ってました、みたいのとかも素敵だった。室内撮影禁止のためうろ覚え。

 

それで、このトンプソンの家、センセープ運河という川に面して建っていて、ちゃんと船着場(のあと)があるんですよ。今は使われていなくて、それは裏手に行ってみたらわかったけど、

 

DSC00781.jpg

まぁあんまり綺麗な感じの川ではない。

 

このセンセープ運河、るるぶの地図に特に説明もなく、船着場の場所だけが記されてあったので、なに、船に乗れるのか、と調べてみたところ。くさい、汚い、混んでる、船着場に一瞬しかつけないので地元の人しか乗れない(!)、水しぶきでびっしょびしょになる、料金の払い方がよくわからん、係の人が乗っているがエンジンの轟音で会話できない、など散々な評価が書いてあって…とりあえず行ってみましょうね。

 

DSC00782.jpg

船着場、わかりやすいけどタイ語の表記しかなし

 

DSC00783.jpg

と思ったら、日本語まで書いてある運航図があった。でも1日200バーツってめちゃくちゃ高いな。運賃は高くて20バーツと聞いていたので10倍…往復乗るとしても5倍ぐらいかな、とか悩んでいたら、係のお兄さんまで座っていたので、7番のところまで行きたいのだけど、1日乗車券じゃないやつないですか?と聞きたいのだが、1日乗車券買えば行けるよ!買って!という趣旨のことしか言われず、まぁいっか、200バーツって800円弱でしょ、日本だと山下公園から横浜駅までが700円ですよ(この前乗った)、と思って支払うとお兄さん、とっても喜ぶ。もうすぐ船くるから!きたら呼ぶから座ってて!ととても親切。

DSC00778.jpg

DSC00787.jpg

めっちゃすいてる〜〜(ひとり乗っているのは係のお姉さん)

 

この船、センセープ・ツーリスト・ボートという、サイアム付近の新市街の中心から、カオサン通り近くの旧市街までを結ぶ船。地元の人(と、旅慣れた観光客の人)が乗るのは、センセープ・エクスプレス・ボートというやつで、こちらは噂通り1回15〜20バーツなんですが、こっちの船は、上の地図でいうところの5番までしか行かない。で、私は「7番に(とりあえず終点だから)行きたいんだけど」とお兄さんに聞いたので、1日200バーツのツーリストボートしか選択肢がなかったというわけなんですね。疑ってごめんよお兄さん。でも6番とかほんとに、鉄道駅のないカオサン通りの至近につくので、トゥクトゥクとかタクシー使うより安上がりで便利な船ですよ(5番から歩けばいいという説もある)。

あと、エクスプレスボートのほうは、プラチナムから先、東側のほうがむしろ長い感じみたいです。それに、エクスプレスボートの方が5倍ぐらいの本数走っているし、噂に聞いた感じの「立ってぎゅうぎゅう詰めになって乗る」みたいなことも特になくて、エンジン音たってそれほどの音でもないし、ちゃんと船着場につけるときは手を貸してくれたりもしてるし…噂はなんだったのかという感じでした。

 

DSC00784.jpg

これと同じ運航図ももらえたので、いいんですよ。

 

DSC00788.jpg

至れり尽せりのツーリストボート、真ん中のほうにおとなしく乗っていたら、前から景色が見えるから一番前行けば?とお姉さんにすすめられて一番前へ。

 

DSC00793.jpg

DSC00794.jpg

DSC00795.jpg

DSC00796.jpg

チャオプラヤー川も水上マーケットも楽しかったですけど、ここへきて、「これこれ、これがいつもの感じ!」とテンションの上がってくる都市河川マニアです。

 

と、5番の船着場をすぎるとぐいぐい行き交っていたエクスプレスボートが来なくなり、レンガの堤防に変わります。旧市街に入ったんだな。そして、めちゃくちゃスピードをゆるくするボート。(今までが細い運河ではありえないとんでもないスピードで走ってたんですが。引き波たちまくりで船ゆれまくり。)


DSC00806.jpg

DSC00807.jpg

DSC00809.jpg

このへんで運転手さんが立ち上がったかと思うと、「ほらあそこ、ワニいるよ」と教えてくれる。マジでいた。すぐ船の下にもぐっちゃったので写真ナシ。

DSC00815.jpg

終点7番の船着場はチャオプラヤー川につながる水門の手前でした。

 

DSC00818.jpg

こんな感じの運河でした。

 

DSC00820.jpg

船から降りると、わー旧市街。こういう風景こそを「バンコクだ!」て思う人のほうが多いのではないでしょうかね。私もそう思ってたよ。

 

DSC00821.jpg

DSC00824.jpg

電線もすごいし

 

DSC00825.jpg

あとベランダの様式がまた初めて見る系ですね。

 

DSC00827.jpg

有名なカオサン通りへ。ほんとうに昼間からバーでぐだっとしている欧米観光客の人だらけで「ラピュタは本当にあったんだ…」みたいな気持ちになりました。うまく言えませんが。

 

3日目なのでちょっと歩くだけですぐ疲れます。なので激安マッサージのお店に入るのです。るるぶに載ってたお店のうち、2つぐらいが満員で、3つめのお店にさしかかると5,6人のお店の人が大歓迎してくれたのでそこへ。料金30分で150バーツ。安い〜。

と、マッサージしてもらってる間に、雨季にも関わらずここまでまったく遭遇しなかったスコールというものがやってくる。うわーどうしよーなんて快適な店内で外を見ているうちにあっというまに止む。ラッキーだね…!

快適すぎてやっぱり60分コースにしたらよかった、とか思いながら、またお店の人たちに見送られて、船着場に戻りまして。

 

DSC00838.jpg

たぶん、ツーリストボート2艘しか運用してないっぽい、少し待つかも、とか思っていたらすぐきた。

 

DSC00839.jpg

んだけど、スコールがあったせいで船はご覧の状態で写真はなし。

 

DSC00841.jpg

途中でちらっとあけてくれたけれども。

 

DSC00846.jpg

さて、プラチナムにつくとそこはまた大都会ですね。

写真を見返していて驚いたのですが、ここですでに活動限界超えているはずなのに、このひと、まだけっこうがんばってますね。

 

DSC00854.jpg

セントラルワールド

DSC00856.jpg

が、なんかちょっと巨大な建物で、かっこいいエスカレーターの吹き抜けがいくつもいくつもあらわれるのですよ、もう、ちょっと、やめてくれーというような気分になって、夜ご飯。

このガパオライスも、すごく美味しかった〜

 

DSC00881.jpg

すっかり満足し終わったあとに、こんなすごい場所を見つけてしまって、ふおおー、もうまいりました、わかりました、また来ますね、バンコク。と誓って外に出たら

 

DSC00888.jpg

DSC00903.jpg

うぎゃー、橋脚もかっこいい。

 

で、この人、ここでまだ終わらずエスカレーターハンティングし続けてますね。偉いですね。

 

DSC00915.jpg

ゲイソーン、は高級系ショッピングモールだったけどまぁまぁ普通、安心(?)。

 

DSC00920.jpg

その向かいにある、アマリン・プラザ。うぎゃー。

 

DSC00922.jpg

DSC00926.jpg

ぜんぜんアユタヤ行ってる場合じゃなかったし、まだ半分以上モール見れてないしで、もうバンコク大変だったのですよ。また行きましょうね。

 

行きと同じルートでドンムアン空港に到着、帰路につきましたよ。

(おしまい)

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 

 

 

 

9/16 チャオプラヤー川とエスカレーターハンティング

朝起きて、まずはルンピニ公園の朝市で朝ごはんを。

 

DSC00266.jpg

地下鉄スクンビット駅。エスカレーターというかVISAがすげぇ。

 

DSC00272.jpg

DSC00273.jpg

DSC00277.jpg

ルンビニ公園はこんな感じの水辺の公園で、朝のランニングをする人で賑わっていたのですが、まず入り口のところで大音響の音楽を流しながらエアロビをやっている集団、民族音楽を流しながら太極拳をやっている集団などがいたるところにいて、フェスみたいだなぁという感じでした。バンコクは、ショッピングモールでもなにかのイベントとかで信じられない音量で音楽をどかんどかん流すので、クラブをはしごしているような感覚になりましたね。クラブをはしごしたことはないけれど。

 

DSC00275.jpg

で、るるぶに載っていた朝市というのがこれだった。いろんなものをその場で焼いたり煮たりして売っているのだけど、こういうの、私、よくシステムがわかんなくてですね。

 

DSC00276.jpg

パッタイっぽいものを手に入れたんだけどこの状態で。現地の人は自前のお皿を持ってきていたりもしたな。その場で食べると言ったらお皿に入れてもらえたんだろうか……とてつもなく残念な見た目になっているけど、味はめちゃくちゃ美味しかったのです。ちゃんと、生のライムとかついてて。ただ私、たぶんお釣りをもらい忘れてけっこうお高いパッタイになってしまった…と言っても400円ぐらいなんですが、バンコクのフードコートでは400円あればフルコースディナー食べられますからね。でも美味しかったので大変元気が出る。

 

DSC00280.jpg

どういう因果か知らないが、THAI - JAPANESE BRIDGEというものが架かっていた。たしかに橋脚が日本っぽいような気がする。

 

そこからまたBTSに乗りまして、チャオプラヤー川の船着場を目指します。

 

DSC00298.jpg

サトーンの船着場はこんな感じで、ちゃんと整備されていました。観光ガイドで船の乗り方を調べると、4色のカラーでそれぞれとまる船着場が違う、料金は乗ってから係の人が徴収する、などと書かれているのですが、それとは別のツーリストボートというのがあります。というか、船着場で待ち構えている係の人に「マハラート」(王宮のあるめっちゃメジャーな行き先)と告げると自動的にツーリストボートに乗せられるのでそれ以外の選択肢はありません。ツーリストボートのほうが倍ぐらいお高いようであるが、それでも1回200円とかなので、都バスより安いね!バンコク、多少、間違えたり観光客価格で高くついちゃっても気にするほどの値段じゃないのが嬉しいね!特に食費と交通費!(と自らを励ます)

 

DSC00299.jpg

DSC00301.jpg

すぐに乗って〜と指示されたツーリストボートはこんな感じの席。若干お高いボートなので座れます。楽ですね。

 

DSC00302.jpg

わかりやすい地図もくれますし、普通のボートと違って、主要観光地に順番に全部とまってくれるのでかなり楽ですよ。1日乗り放題券もある。

 

DSC00304.jpg


DSC00306.jpg

いろいろ建設中

 

DSC00317.jpg

わー、ワットアルン、見事だなーやっぱり後でこようかなーと思いつつ通り過ぎて

 

DSC00326.jpg

マハラートの船着場へ。

ここから、ワット・プラケオと王宮、ワット・ポーという、バンコクにきた人全員来る系の観光地へ。

DSC00330.jpg

DSC00331.jpg

DSC00334.jpg

DSC00339.jpg

DSC00345.jpg

DSC00342.jpg

DSC00341.jpg

DSC00344.jpg

なんかもう、全部がきらっきら、ぴかっぴかしていて、どこをどう撮ってもフォトジェニックなもんだから、逆にこれは写真撮る意味あるのか?と思うぐらいだった(地味系マニアを長年続けているとこういう思考になります)のだけど、すげー、たのしー、しか語彙力なくなってくるくらいには楽しかった。

 

DSC00349.jpg

ワット・ポーは、入ってから「あ、ここかー!知ってるー!」ってなった、お釈迦様が寝転がってるお寺。

 

DSC00354.jpg

DSC00355.jpg

DSC00359.jpg

うふふ、たのしい。

 

DSC00373.jpg

DSC00374.jpg

 

 

そのあと、るるぶに載ってたマンゴーのデザートが食べられるお店に入ってみたら、店内全員(誇張ではない)が日本人でした。ここは、一人でも食べられるサイズで出してくれるからいいですよ。

そのあと、象の置物とかそういうバンコクのいたるところの土産物屋で売っている系のお土産をワット・ポー近くのお土産物屋さんで買う。いわゆる露天的なお店だったんだけどお店の人がいい人で、他のとこよりも安かったし人もそんなに多くなかったしでおすすめです。

 

DSC00375.jpg

ワット・アルンへ渡る渡し船が出る桟橋。とにかく人を満載にして満員になったら船が出るシステム。ここも、乗る前にチケットを買って乗る。

 

DSC00378.jpg

自由奔放なアジアの川である。

 

DSC00388.jpg

ワット・アルンはバンコクの中でも結構お気に入りのお寺。

 

DSC00390.jpg

DSC00398.jpg

DSC00409.jpg

支えるひとたちかわいい。

 

DSC00397.jpg

それでここ、半分の高さぐらいまで登っていいんですよね。で、がんがん触ってもいいし。ぐるっと一周して楽しむ。

 

そのあと、さっきと違う船着場があって、また係の人に「サトーン?」て聞いてみると10分ぐらい待て、とのことだったので

DSC00414.jpg

DSC00416.jpg

とんでもなくかわいいじゃれあう兄弟を眺めたりしているうちに船が来て

 

DSC00418.jpg

今度のもツーリストボートかな?と思ったけどなんか違うみたいだったけどサトーンには行くようだ。船のシステム、よくわからない。観光客はあんまり行かないようなところまで乗ってみたかったのだけど、ど定番コースでサトーンの船着場まで戻ることに。

バンコク、王宮周辺の観光地とか有名なカオサン通りのあるチャオプラヤ沿いって、電車の駅が全然なくて、「なんで?船に乗ればいいじゃん?」て感じなんですよね。あと、トゥクトゥクと。よくわからない船システム、使いこなしてみたいものであります。

 

 

DSC00443.jpg

DSC00429.jpg

DSC00430.jpg

DSC00432.jpg

DSC00437.jpg

DSC00454.jpg

 

DSC00475.jpg

BTSの駅に戻って、午後は、ショッピングモールが集結するサイアム周辺でエスカレーターハンティングです。

 

 

なんだけど、サイアム駅まで行ったら、BTSのジャンクションになっていて、まずは橋脚がすごかった。

 

DSC00498.jpg

タイの橋脚って、なんかごついのに角丸なんですよね。こういうの、嫌いじゃないぞ。

 

DSC00489.jpg

DSC00500.jpg

DSC00504.jpg

私、橋脚の中では特にラケット型が好きなんですけど、これとか最高にキュート。


DSC00488.jpg

いいよね。

 

とか言ってる場合でもなく、バンコクめちゃくちゃ暑くて、水を飲ませろー、建物に入らせろー、という感じになってきた。

 

DSC00514.jpg

サイアム・ディスカバリー

 

DSC00527.jpg

サイアム・センター

 

DSC00551.jpg

DSC00556.jpg

サイアム・スクエア

 

DSC00553.jpg

ここで目当てのプーパッポンカリー発祥の店に行ってみたら30組待ちぐらいのとんでもない行列だったけど、入店速度を計算すると30分ぐらいで入れそうだったのでそのままぼんやり待つ(早くも体力の限界)

 

 

プーパッポンカリーは予想してたのとだいぶ違った(高級料理だった)し取り分けて食べることが想定されているみたいだったけど、ひとりでこれとご飯、とか注文しても、完全に慣れている様子で安心でした。ど定番のお店ってそういう懐の広さがあります。めっちゃうまかった。

 

DSC00561.jpg

サイアム・パラゴン

 

これでまだまだ、ショッピングモール1/3ぐらいしかハンティングしていないのだけど、プーパッポンカリーの力をもってしても体力がやばい、という感じになってきたので一旦ホテルに戻ってお昼寝。

ホテルがとっても居心地良いのでそのまま暗くなるまでごろごろしていたのですが、他にバンコクで必ずおさえるべきエスカレーターは…と検索していたら、さっき「明日じっくり見よう」と思ってさくっと飛ばしたバンコクアート&カルチャーセンターが月曜休館、という情報が。しかもここにめっちゃ見たいエスカレーターある…

 

DSC00570.jpg

しょうがないので閉館ギリギリにやってきました。すごく格好いい建物ですね〜

 

DSC00583.jpg

お目当てのエスカレーターというのがこれ。どうですかっこいいでしょうー!なんだけども、肝心な最上階のエスカレーターが、もう動いてなくて上は閉まっちゃっていて入れず。うわーん見下ろしたところも撮りたかったよ〜ということで再訪必須です。

次の日も念のため行ってみたけど完全に入り口がしまっていた。残念。

 

DSC00626.jpg

若干、失意を抱えて、癒されるために再びのターミナル21へ。


DSC00633.jpg

あー…癒されるなー…。

 

DSC00646.jpg

自分のお土産にトゥクトゥクを買い足して、この日はおしまいです。

 

 

イムリーにTLでタイの8番ラーメンの話があってちょっと嬉しかった。

(続く)

 

blog.tokyo-esca.com 

blog.tokyo-esca.com

 

 

 

 

 

 

 

9/15 ターミナル21テラヤバス

DSC00096.jpg

9月はもう千葉に住んだ方がいいんじゃないかと思うぐらい成田空港に足繁く通いました。

日暮里から出る京成スカイライナー、早朝の便はチケットが20分前ぐらいの段階で売り切れていて、売り切れとかあるんだ〜とか思って気づいたのだけど、3連休の初日ですね。

 

今回の飛行機はシンガポール航空LCC、scootで、久々の第2ターミナルからの出発だった。成田3タミに慣れていると、2タミはだいぶ古めかしい感じでちょっと、おお、となります。

 

この角度の緩いエスカレーターは、カートをのせるためではないかと教えてもらう。カート、のせていいんだ〜。

 

DSC00101.jpg

バンコクも、古めかしいほうの空港、ドンムアン空港に到着。最初に書いておきますが、バンコクエスカレーターメーカーは三菱、日立、ThyssenKruppなどが王道で、新メーカー発見ならずでした。

 

DSC00111.jpg

ドンムアン空港から市内までは、バス。

 

DSC00117.jpg

DSC00115.jpg

車掌さん越しに、建設中の橋脚など。

 

DSC00120.jpg

バスの終点は、BTSの駅。BTSは、車道の真ん中を通る高架鉄道なので、駅も車道の真ん中にあるのだけど、そこに向かう歩道が高架下に長く続く。けっこうどの駅でもこの構造になっているんだけど、おもしろいな〜と思ってまず写真を撮っているところですね。雨が多いバンコクなので、この高架下歩道から直接ショッピングモールにアクセスしたり、高架って便利ですね。

 

DSC00126.jpg

#券売機はかわいい

 

DSC00127.jpg

バンコクは、BTSで使えるラビットカードと、地下鉄で使えるメンムムカードに分かれていて、そのうちメンムムカードで統一される予定とのこと。ラビットカードは親切なシステムになっていて、チャージ残高不足でもがきーんと改札がしまったりせず、残高がマイナスになったまま、通れちゃうのです。次にチャージする時にマイナス分がそのまま引かれる。優しい世界。

 

DSC00128.jpg

BTSエスカレーターもこんな感じで宙に浮いてるみたーいってまず写真を撮っているがどの駅も同じです。

 

DSC00130.jpg

高架鉄道とか大好物で、台湾では延々と乗ったりもしたものだけど、BTSはだいたいどの時間も大混雑で窓も小さくて外がよく見えないので残念でした。

 

DSC00131.jpg

本日の宿泊先、HOTEL CLOVER ASOKEへ。

 

DSC00133.jpg

 

BTSの駅から高架下遊歩道を抜けて、EXCHANGE BUILDINGという、ATMの機械がやたらと集まったビルのエスカレーターを降りると、すぐホテルの近くに出る(最初は気づかなくて遠回りしてしまいました)。

 

DSC00147.jpg

このホテル、金額は大阪のビジネスホテルぐらいなんですけど、まずロビーがこんな感じで

 

DSC00137.jpg

お部屋はこんな感じで!テンションあがりました。バンコクのホテルはリーズナブルでクオリティ高いことで有名みたいですね。

 

さて、今回も自分ルールに従って、この旅一番の目的地徒歩圏内にホテルをとっているので、夕食調達しがてらでかけますよ。

 

DSC00150.jpg

有名なタイの電線。気づけばたまにこんなだったけど、街じゅうがこんな感じ、というわけではなかった。

 

DSC00156.jpg

カラフルな信号待ち。

 

DSC00159.jpg

そして、目的地のターミナル21です。テラヤバス。

 

DSC00187.jpg

どどーん。

DSC00192.jpg

そしてこっち側のエスカレーターも、なんじゃこりゃあ。

DSC00251.jpg

DSC00205.jpg

DSC00219.jpg

DSC00242.jpg

DSC00256.jpg

すごいとは聞いていたがここまでとは〜。うふふ。もう夢中。

たまに、こういう感じのエスカレーターパラダイスに遭遇して、カメラ持ってくるの忘れた!と焦る夢を見ますが、その夢を思い出して、ソワソワとした気持ちでした(カメラは持ってた)。国内でここまで思い切ったショッピングモールに出会うことはもう一生ないような気がするので、バンコク、来て良かったですね、となります。スパイラルエスカレーターは残念ながらタイにはないんですけどね(アジア各国のスパイラルは見尽くしてしまった)。

それにしても、金曜日の夜ですが、みなさん元気いっぱいでたくさんお買い物していていいなぁバンコク

 

DSC00198.jpg

そして、バンコクのショッピングモールはフードコートも優秀でして、まずチャージ式のカードを手に入れて


DSC00195.jpg

ところ狭しと並ぶ屋台のようなお店で好きなものをカードで買い、カードを返却すると残金も戻ってくるという明瞭なシステムです。

 

DSC00196.jpg

タイの名物オンパレードで、価格もだいたい100円とか200円とかめっちゃくちゃに安いのだ。

 

美味しかった。

香港でも、お粥屋さんとファミレスさえあれば生きていけるな(むしろ日本にもほしい)と思ったけど、バンコクも、このフードコートさえあれば一生住めそう。

(つづく)

 

 

blog.tokyo-esca.com 

blog.tokyo-esca.com

 

ロイズ・オブ・ロンドンの輝き

日本でおそらく唯一ぐらいのエスカレーター同人誌『別冊東京エスカレーター 08』の表紙は「ロイズ・オブ・ロンドン」です。有名な建築であり、エスカレーターファンにとっての聖地であり、特にその魅力について私が語るまでもない、と思いながらも、ページの都合上、結構な文字数を要する感じになって無理やり文章を連ねた結果、我ながら「そうだったのか!」という発見があったので、ここに転載しておきます。

同人誌づくりってそういうことがあるのでおもしろいです。

 

books.tokyo-esca.com

初版定価648円。ウェブからご購入いただけます。

 

blog.tokyo-esca.com

ロイズ・オブ・ロンドン行ってみようかな、という人はこのへんの旅行記を参考に。(参考になるかな)

 

f:id:tamura38:20120922184730j:plain

 

ロンドンにすごいエスカレーターの建物があるぞ、というのは、エスカレーター探訪趣味を始めてわりと初期の頃に知り、設計者が私の大好きなパリ、ポンピドゥーセンターと同じ、リチャード・ロジャース氏であるということで、ずっと行きたいところリストナンバーワンに掲げていた。しかし、いかんせん、1年に1度の建物公開日(OPEN HOUSE LONDON)にしか内部の見学は不可能ということで、観に行くまでにじつに4年を要した。

 

f:id:tamura38:20120922185805j:plain

 

有名な建物であるので、今号の表紙のような写真を目にしたことがある方も多いのではないかと思うが(マツコ・デラックスさんはご存知でした)、実際に現地を見てわかったことには、リチャード・ロジャース氏はどう考えてもエスカレーターが大好きだな、ということである。このような気持ちになるのは、ニコルソン・ベイカー氏のエスカレーター大好き小説『中二階』を読んで以来。なにしろ、エスカレーターの構造部を囲う外装板の側面をわざわざスケルトンにして、エスカレーターの中身をよく見えるようにしている。そして、さらにはその「内側をライトアップ」することによって、ステップの動きをこれでもかと見せつけんばかりなのだ。そして、よく見るとそれ以外のデザイン的な装飾は一切ない。黄色いラインが光り輝いてとても綺麗なのだけれど、それだってステップについているデマケーションラインのおなじみの黄色なのであって、「デザイン」とか「飾り」とかではないのだ。徹底しているなあ。

 

f:id:tamura38:20120922191638j:plain

 

このように構造そのものをむき出しにして、それを愛でる、という考え方は、現代ゴシック、と呼ばれているそうである。そういうわけなので、この建物を見ていると、「エスカレーターそのものの美しさ」について、あらためて考えさせられることになる。

 

普通のエスカレーターが「光る」ポイントは、基本的に足元を照らすフットライトと、上から照らすダウンライト、それに丸ボディ全照明型に代表される欄干部分のライトの3種類ある。フットライトには、デマケーションラインと同じように、足元をよく見えるようにして巻き込みや転倒を防ぐという大きな役割があるし、全照明型のライティングは、デパートなど狭い場所にエスカレーターをつけるときに暗い印象になってしまうのを払拭する目的があったと聞いた。つまり、光るエスカレーターというのは、「必要に迫られて」光っている。これは、たとえば夜間の橋梁のライトアップとか、タワーのライトアップとは全く違う。橋がライトアップされるのは、その橋の構造を愛でるためだけど、エスカレーターの場合、そういう目的のためにライトアップされてきたことは、これまでなかったのだ。エスカレーターというのは建物の中では「本来、見えなくてもいいもの」だったといえる。

 

f:id:tamura38:20120922183947j:plain

 

それを踏まえて、あらためて、ロイズ・オブ・ロンドンの輝きについて目を向けてみたい。エスカレーターがあるのは、天井から自然光が燦々と差し込む、とても広大な吹き抜け空間の真ん中で、光は本来、必要ないといえばない。そして、前述のとおり、このエスカレーターが光るのは、フットライト部分や欄干部分ではなくて、「内側の、構造部分」なのである。これは完全に、橋梁ライトアップと全く同じで、エスカレーターの動きを観察し、楽しむための光、未だかつてエスカレーターが手に入れたことのなかった、「それ自体を楽しむための光」なのだった。感涙。だからここでは、紛れもなくエスカレーターが大主役で、上から下から真横から、ステップがゆっくり動いていくのをぼーっと延々と眺める、という私のような行為が、奇特でもなんでもない通常のことなのである。この世の中に、そんなふうにエスカレーターが本気で大好きな人が私以外にも(ベイカー氏を含めて少なくとも2人)いて、エスカレーターを楽しむための場所が存在している、ということが嬉しい。ロイズ・オブ・ロンドンは私にとって、そのような救いの場であり、紛れもない聖地なのである。

 

f:id:tamura38:20120922185736j:plain

 

ご興味を持たれた方は、同人誌のほうもよろしくお願いします。08は、新しいレンズで撮りに行った写真が我ながらびしーっと決まっていて素敵です。

 

大晦日は冬コミでお会いしましょう&新刊通販開始&東京JCT初詣開催のおしらせ

タイトルが長いですが一気におしらせいきます。

新刊ができたのでコミケでるよというお話と、通販でもう買えますよという話、1月2日に東京ジャンクション初詣と銘打ってお散歩しますよというお話の3本です。

 

 

12/31 コミックマーケット93 委託で参加します。東2ホール O-27a 

コミックマーケット93 出展いたします。申し込みを忘れていたので、テクノスケープレーベルさんに便乗させてもらいます。新刊はちゃんとでるのでよろしくお願いします。

出展概要

出展イベント:コミックマーケット93 3日目

日時:2017/12/31(日) 10時〜16時

場所:東京ビッグサイト

配置:東2ホール O-27a 「テクノスケープレーベル」

頒布物

新刊:

別冊東京エスカレーター 08 「光る」600円

 

以下既刊:

別冊東京エスカレーター 07 「上海」600円

別冊東京エスカレーター 06 「メーカー判別読本」 600円

 

以下バックナンバー:

別冊東京エスカレーター 05 「香港」 800円

別冊東京エスカレーター 04 「スパイラル」 700円

別冊東京エスカレーター 03 「名古屋」 700円

別冊東京エスカレーター 02 「地下鉄」 700円

別冊東京エスカレーター 01 「丸ボディ」 700円

 

f:id:tamura38:20171224232241j:plain

f:id:tamura38:20171224232250j:plain

f:id:tamura38:20171224232257j:plain

f:id:tamura38:20171224232303j:plain


新刊、なかなかいい感じに出来上がりましたでしょ。

 

本体である「テクノスケープガイド」にも寄稿しています。「港湾の使徒っぽい構造物」について書きました。こういうやつのことです↓

 

f:id:tamura38:20110710120212j:plain

 

【先行販売中】直営ショップで通販スタートしました

BASE で直営ショップを開設し、別冊東京エスカレーターの通販をスタートいたしました。今までどおりマニマニさんでも購入できるようにする予定ですが、バックナンバーや電子版などいろんなところで買わなくてはいけなくて面倒だったのを統一しました。今なら1号〜8号までどれでも買える状態(それぞれ1〜3冊ぐらいとかすでに極端に在庫が少ないのでご注意ください)ですので、よろしければお好きなものをあわせてどうぞ。

 

1/2 東京ジャンクション初詣開催します

2018年のスタートは、素敵なジャンクションを観に行きましょう。

 

開催概要

日時:2018年1月2日 13時〜18時 (18時半〜21時 打ち上げ)

料金など:無料(別途交通費、自宅からの往復+1,000円程度)

参加方法:Facebookイベントの「参加する」をぽちっとしてください。

Facebookやっていない方は会長Twitter@tokyoesca)まで参加の意をおしらせください。FacebookもしくはTwitterで連絡取れる方のみとさせていただきます。

 

注意事項など


SuicaPASMOなど交通系ICカードを多めにチャージしておいてください。乗り換えで1,000円ほどかかると思います。

・合計7km歩きます。歩きやすく、あたたかい服、格好で。帽子、マフラー、手ぶくろ推奨。

・雨天決行、荒天中止です。中止の際は当日午前中にこのページで発表します。

・ゆるっとみんなで歩くだけで、解説とかはありません。

・途中参加、途中抜けOK。ドタキャン問題なし(連絡不要)。

箱崎ジャンクション付近で打ち上げ予定。

・初めての方歓迎です。

・一応20人ぐらいを限度と考えており、参加者殺到の場合は締め切らせていただきますのであしからず。

・途中参加の方、遅れてくる方は当日、会長のTwitter(@tokyoesca)などを見ながらうまく合流してください。

 

大山総裁が開催した際の参考記事です。楽しそう。

@nifty:デイリーポータルZ:いつのまにか川探し

 

いまのところの予定表

13:00 日暮里・舎人ライナー 扇大橋駅改札集合

江北ジャンクション

13:47 荒川土手(バス)→西新井駅小菅駅

小菅ジャンクション堀切ジャンクション

15:48 堀切駅押上駅→千歳三丁目(バス)

両国ジャンクション

17:23 東日本橋駅日本橋

江戸橋ジャンクション箱崎ジャンクション

18:00 箱崎ジャンクション解散予定

途中、駅のトイレ、コンビニで休憩をはさみます。

 

18時半〜21時 打ち上げ

打ち上げのみの参加可能とします。人数が多い場合は予約します。

 

詳細地図

 

年末年始、お暇な方はなにかしらお会いできるといいですね。

死ぬまでに一度は見るべきエスカレーターランキング(2017年版)

初めまして、エスカレーターマニアです。

と挨拶した場合、次に

「どこのエスカレーターが1番好きですか?」

と聞かれる確率98%なので(残りの2%は「僕/私、あそこのエスカレーター好きです」と言ってくださる。そういうの歓迎)、「こちらをご覧ください」とご紹介する用のまとめを作っておきます。

1番なんていうのは到底無理なので、最低10箇所ぐらいは紹介したい、という意味を込めて10位までのランキングにしてみました。どうぞ。

 

第10位 スパイラルエスカレーター巡礼

f:id:tamura38:20150829160308j:plain

三菱電機が世界に誇る、曲がるエスカレーターこと、スパイラルエスカレーターです。

え、スパイラルが10位なの!? と驚く方多数、とは思いますが、これ「スパイラルエスカレーター全部を見るべき」という意味でのおすすめです。スパイラルを含めちゃうと、10台全部スパイラルになってしまいますのでしょうがありません。

全部見る、という奇特なひとは少ないであろうことを考慮しての10位です。

私の攻略具合でいうと今のところ半分ぐらいです。

 

 

第9位 名鉄百貨店本店(名古屋)

f:id:tamura38:20120211180248j:plain

なんどもメディアでも紹介していますが、東芝エレベータの手すり垂直落下式エスカレーターです。この形のものは日本で3基。2基が名鉄百貨店本店のレストランフロア入り口にあります。

名古屋は時空がゆがんでいるためか、レアなエスカレーターの宝庫ですので、レア、レトロ系が好みの方はぜひ訪れてみてください。

 

 

第8位 梅田スカイビル(大阪)

f:id:tamura38:20081230141452j:plain

世界でもっとも美しい建築100選だったかなんだったかに選ばれてのりにのっている梅田スカイビルです。展望台は恋人たちの聖地になってしまいましたが、エスカレーターに乗るだけだとタダです(上った先がすぐチケット売り場なので、売り場のお姉さんと目が合って気まずい感じにはなります)。

ここは、下から撮ったり展望台から撮ったりのぼったりおりたり、昼きたり夜きたり、いろいろとすることがあるので死ぬまでに一度はというか3回ぐらいは訪れるべきかなぁと思います。

関西のエスカレーターも全体的にヤバめなので、3回ぐらい行っても余裕で楽しめると思います。

 

 

第7位 ランガム・プレイス(香港)

f:id:tamura38:20130907223529j:plain

東京ビッグサイト同様の逆流事故があり有名になってしまいましたが、ここのエスカレーター、本当にすごいです。4階から7階まで、7階から11階までロングエスカレーターがつながります。世界一長いエスカレーターとしてギネス登録されているミッド・レベル・エスカレーターよりも俄然こちらをおすすめします。

香港のエスカレーターはこのような無茶っぽいことをわりと平気でするので、定期的に訪れなくてはいけない、と思っております。

 

 

第6位 大潤発中崙店 RT-MART(台湾)

f:id:tamura38:20171001212419j:image

台湾でやっと出会えた、カート専用エスカレーター。カートが1個ずつ順番におりてくるこの可愛らしさ。もう夢中。

台湾行ったばかりなのでちょっと順位付けが甘くなっている可能性ありなのですが、個人的に「こんなの初めて見た!」というエスカレーターを夢の中以外で久しぶりに見つけて大変嬉しかったです(夢の中で「こんなエスカレーター初めて〜」と思って起きた時もしばらく幸せ、ということがよくあります)。

 

第5位 福井県立恐竜博物館(福井)

f:id:tamura38:20140103104313j:plain

これも地元北陸なので、少し甘い気もしますが、池袋の東京芸術劇場のエスカレーターなきあと、日本国内のロングエスカレーター部門では、単に長さという意味ではなく、デザイン性という意味ではかなりいい線をいっている、いやエンターテイメント性も考慮するとナンバーワンかもしれないな、という意味合いでのランクインです。

一生に一度は裏日本を訪れるのも良いと思います。まだ新幹線の通ってない福井で、しかも勝山なので、めちゃくちゃ遠いですけど、展示も悪くないです。

 

 

第4位 日本橋三越本店(東京)

f:id:tamura38:20130728150451j:plain

日本橋三越は、大正博覧会に日本で初めてのエスカレーターが登場したのと同じ1914年*、商業施設として日本で初めてエスカレーターが置かれたデパートです。

戦前のエスカレーターは日本の場合、戦時中の金属供出で失われていますが、こちらは、戦後に三菱電機が開発した「全照明タイプ」が初めて置かれた場所でもあります。リニューアルの際にも、この「全照明タイプ」をそのまま使いたい、ということでその形をそのまま生かしたぴっかぴかのエスカレーターが元気に動いています(ふたつの初めてがあってやや複雑ですが、時代がぜんぜん違うので勘違いされないようにしてくださいね、今あるのは「戦後初」のほうをリニューアルしたもの)。

私、このタイプに「丸ボディ」と勝手に名付けて愛でています。丸ボディ、どんどん新しいもの(欄干が薄いタイプ)に入れ替わっていたり動かなくなっていたりしているのですが、ここは自信を持って丸ボディ巡礼の地としておすすめができ、ありがたいことです。

この形のエスカレーター、日本人にとっては馴染み深いですが、日本メーカー製以外ほとんど見かけません(オーチスに数台あり)。欧米からいらっしゃったお客様なんかを案内すると、もしかすると初めて見るとかで喜ばれるかもしれません(いやどうだろうか)。 

*間違えて書いてました。おぱんださんいつもありがとう。

 

第3位 メイシーズ・デパート(ニューヨーク)

f:id:tamura38:20090719090114j:plain

世界でほぼ唯一ぐらいになってきた、木製エスカレーターが元気に動いているデパートです(他にロンドン、ベルギー、オーストラリアで稼働情報あり)。

ニューヨークの街なかでかなり気軽に行けるデパートなのに、いきなりエスカレーターが木製です。びっくりします。

木製エスカレーターはできることならしかるべき博物館などに納めてほしいけど、でも可能な限りはこの気軽な感じが続いたらいいなぁと思います。

 

 

第2位 シャルル・ド・ゴール国際空港 Aérogare 1(パリ)

f:id:tamura38:20120929174325j:plain

シャルル・ド・ゴール空港ターミナル1につくと、夢のように動くスロープで運ばれて、中庭の縦横無尽に交差するゾーンを抜けて、いつのまにかロビーへと出ている、という体験をすることになるのですが、初めてパリを訪れたときに夢心地でそれを体験して以来、あの場所へたどりつけたことがなかったので、「あれは本当に夢だったんでは」と思っていましたが、ターミナル1につく航空会社を使えばいいだけでした。それ以来、ずっとスターアライアンス系です。海外で、かつ飛行機に乗る人でなくては入れないゾーンにある、という意味で一生に一度感が高まります。ヨーロッパに行く時は意味もなくぜひパリ経由にしてください。

 

 

第1位 ロイズ・オブ・ロンドン(ロンドン)

f:id:tamura38:20120922185142j:plain

私が「実際にもし会ったら絶対にものすごく話が合うに違いない建築家」としてマークしている、リチャード・ロジャースの代表作のひとつです。

年に1度、Open House London のときだけ一般人も中に入ることができる、ただし年によっては公開されないときもあり、など諸条件が厳しく、「一生に一度」感がはんぱないです。

今ちょうどオープンハウス終わったばっかりなんで、来年を楽しみにして今から計画しておいてください。

 

 

番外:まだ行ってないところ

まだ行っていないけれど、高い確率でこのランキングが塗り替えられる可能性ありと思っているエスカレーターです。

 

DuPont Circle Metro Station

ワシントン D.C. デュポンサークル駅のエスカレーター。だいぶ前から見に行きたいエスカレーターとしてマークしているけれどもワシントンに他に用事がない。

 

Inside CNN Tour Escalator

TV-001-0022

アトランタ CNN centerのエスカレーター。乗り継ぎなしで世界一長いといわれるが本当かなぁ。香港あたりも結構長いぞ。

 


水中エスカレータ@八景島シーパラダイス

不覚にも、まだ水中エスカレーターの類を見てません(小さい頃に見た可能性はあり)。

 

portal.nifty.com

世界で一番深い地下鉄駅、キエフの Арсенальна駅のエスカレーター。

羨ましすぎてあまり読まないようにしている記事。あと、北朝鮮の地下鉄のエスカレーターも長いらしいです。

 

番外:よく聞かれるエスカレーター

よく聞かれるけれども、個人的にはそれほどでもないエスカレーターです。

 

f:id:tamura38:20091108153632j:plain

世界で一番短いエスカレーター。うん、短いですね。

短いエスカレーターは好きなんですけど、こういう露骨なのはそんなにそそられないです。

 


日本最長のエスカレーター(香川ニューレオマワールド)

日本一長いエスカレーター「マジックストロー」なんですが、途中に踊り場があるのでそこまで「長い」感を感じません。お聞きしたところによると、長すぎて怖いのであえて途中にワンクッション挟む形にしたんだそうです。

というわけなので、「先が見えないほど長い感」を楽しむなら、同じく四国のエスヒル鳴門か、ホテル浦島のスペースウォーカーをおすすめします。

 

f:id:tamura38:20130908170347j:plain

世界一長いエスカレーターとしてギネス登録されている香港のミッドレベル・エスカレーターは、世界一なのは「屋外で」の話であるうえに、乗り継ぎ式で1台1台はご覧の通り普通のエスカレーターです。このエスカレーターの見所は、『恋する惑星』ごっこができることと、途中に緩傾斜式のエスカレーターをはさむところ、などですが、長い感を楽しむなら同じく香港のランガム・プレイス(前述)のほうが俄然長いです。

 

最後に、へぇ〜と思った方は、エスカレーターの本を毎年2冊ずつ作っていますのでこちらを買っていただくとより理解が深まるのではないかなと思います。


blog.tokyo-esca.com

 

WEBサイトにもまとまっております(半分ぐらいまだあげられてないのがあるけど、これはと思ったエスカレーターはすべてここにあがります)。

www.tokyo-esca.com

9/23 九份と基隆、文湖線の素晴らしさ、桃園空港の快適探求

この日はもう、帰る日なんです。早いよー。

旅行計画の段階で、台湾、やりたいことありすぎると2泊3日にしたことをやや悔やんでた。ただ、台湾のサイズは九州とほぼ同じ、ということを聞き、今回は鹿児島とかは行かずに博多2泊3日の旅なのだ、と考えるとそんなもんかなと納得して。

 

ただし、今回はバニラエアの深夜便に挑戦してみよう、ということで乗るのは日付を超えた便です。そんな日に、博多から北九州に行ってまた帰ってくるみたいなことしても大丈夫か、時間足りるのか、ちゃんと帰ってこれるのか、うーんどうしよう(心配性)、とやや悩んだのですが、行ってきました。九份へ。

 

もうひとつ悩んだのは、九份のベストタイムは夕暮れ時ということと、ただし夕暮れ時に行くと大変混雑するので帰りのバスに乗るのが至難の技、という情報。どうしようどうしようと唸った結果、とりあえず今回は朝イチで行って、夕暮れも観たいなと思ったらまたいつか来たらいっか、という結論に。

 

DSC03840.jpg

昨日ちらっと見た、忠孝復興駅のエスカレーター、乗りますよ。

 

DSC03827.jpg

ここね、たぶん台北で一番長いんじゃないかな。台北の地下鉄はけっこう深いんだけど、そこから高架の文湖線まで直通の乗り換え専用エスカレーターです。

 

DSC03842.jpg

九份行きのバスは駅すぐ近くのバス停から。並んでると声をかけてくるおじちゃんはタクシーの客引きです。

 

DSC03851.jpg

暇なので高架の観察してた。

 

DSC03852.jpg

DSC03853.jpg

バスはこんな感じで大変快適ですが、窓際に座ったらカーテンがなく、暑かったです。とても。でも窓際に座る以外の選択肢は私にはないので、持ってきたものの1度も着なかった上着で自作の日よけカーテンをつくるなどしてがんばりました。

 

DSC03857.jpg

そのかいあって、2階建てのかっこいい橋などが見えました。

 

DSC03862.jpg

郊外の街もいい感じに整備されてて、台湾、都会だな〜とおもう

 

DSC03867.jpg

九份に近づいたところでいきなり給油します。???と思ったのですが、隣の日本人ツアーガイドさんが「これね、必ず寄るんですよ。なんの説明もないからびっくりするわよね〜」とツアーの皆さんに解説していて、なるほど〜。

 

DSC03868.jpg

バスは最終的にめちゃくちゃ混んでた。午前中でも始発の忠孝復興駅から乗るのがおすすめです。山道揺れるのでつらいです。

 

DSC03869.jpg

つきました。

 

DSC03870.jpg

九份については行き方に関する情報がネットにあがりまくっており、こちらも事前に調べまくっていたので悩みません。あのセブンイレブンの脇のめっちゃ細い道から入るんですね。知ってます。

 

DSC03877.jpg

午前中といえど、この混み具合です。これは夜は無理だったな、私は。

 

DSC03873.jpg

食べ物のお店も朝からいろいろやってます。

 

DSC03884.jpg

いろいろ調べてきたけど結局迷って、行き過ぎた。

 

DSC03882.jpg

とにかくとんでもなく景色がよいです。九份、山の上だと思って油断した。めちゃくちゃに水辺充。なんかおっきな船が見えるな〜。

 

DSC03890.jpg

そしてもどる。そうそう、途中でみんな曲がっていく、この細い道を降りていかなくてはいけないのでした。

 

DSC03892.jpg

DSC03916.jpg そうそう、これこれー。

 

ここのお茶屋さんの前でほぼ確実に全員が記念写真を撮っているのですが、意外と入っていく人はいなくて空いています。よし、ここでお茶を飲もう。

 

DSC03898.jpg

DSC03897.jpg

2階の席に案内してもらいました。わーい船見える〜。

 

DSC03899.jpg

DSC03908.jpg

熱いお茶とお菓子のセット。お兄さんがいろいろ説明しながら1杯目を淹れてくれて、あとは自分で好きなように。足元にミニ囲炉裏が置かれていて熱いお湯が好きなだけ。なかなかいいシステムです。

いい景色だったのもあって、1時間ぐらいぼーっとしてました。なんだ、朝来てもぜんぜん楽しめるな、九份

 

DSC03919.jpg

少し下ると、赤い提灯がインスタ映えな空間。

九份、とてもコンパクトな街で、どこにもお店に入らなければ15分ぐらいで1周できる距離感でした(ただ混んでるから少なくとも30分はかかるけど)。そして、1度回りきってしまうと、とんでもない上り坂になる or 大混雑のバスで登らなくちゃいけないので、戻れないシステム(いや戻ってもいいんですが)。

 

DSC03924.jpg

さて、帰りはこちらのバス停から、台北行きではなく、基隆行きに乗ります。台北への帰り方の裏技として紹介されていた方法ですが、私は基隆に用があるのだ。

 

DSC03926.jpg帰りのバスはレトロな感じでテンションあがりました。

 

DSC03931.jpg

船だー

 

DSC03941.jpg

行きの台北からはほとんど高速道路でしたが、基隆行きは途中いくつもの街を通って行きます。これが、台北とはまた全然違って、地方都市感満載で楽しいんですね。興奮。

 

DSC03946.jpg

そして基隆つきましたら、この景色。興奮。

 

DSC03947.jpg

DSC03948.jpg

用があると言ったのは、このキリンさんに用があるのでした。あの港の近くに建ってる緑のビルにのぼったら、ものすごくいい景色が眺められるに違いないんだ……

 

なにはともあれ、ご覧の通りのめちゃくちゃに快晴な天気のため、本日の基隆はとんでもなく暑いです。このまま日向を歩いていたら干上がってしまう。ひとまずご飯だ。


DSC03958.jpg

DSC03960.jpg

基隆はとても港湾都市らしい港湾都市で、物流の街という感じの雑多な雰囲気。暑い街特有のアーケード街は、なんだかよくわからない時計とか洋服とかガジェットとか、そういうものがとにかくごちゃっと連なっていて。ひときわごちゃっとしたところはなにかというと、有名な基隆の夜市でした。夜市という名前ですが、ふつうに昼間もやってます。いっぱい屋台が出ていて、見るからにおいしそー。

 

DSC03969.jpg

基隆情報についても事前に調べまくってあります。この通り沿いにある、天一香というお店へ。

 

DSC03965.jpg

どうやって頼んだらいいのかよくわからないまま、指差しで魯肉飯と油豆腐を頼む。うまい。そしてとんでもなく安い。台湾、洋服などの物価は日本と変わらない(ユニクロとかだとむしろ高かった)のに、ご飯はとにかくとんでもなく安いですよね。魅力的。

 

DSC03967.jpg

一息ついたところで、お店にいるほぼ全員がスープを飲んでいることに気づき、あ、そうだ、ここ肉焿(肉団子入りスープ)のお店だった!と電撃的に思い出し、ただなんと読むのかわかんないので、親切なお店のお姉さんに、隣の人が席を立った隙に「このひとが食べてたやつ」と身振りのみで伝えると、深く頷いて30秒でスープを出してくれた。猛烈にうまい。台湾の人は、言葉ができない人にも最大に親切に対応しようとしてくれるところが信頼おけますよね、本当に。いま思い出してもまたすぐ食べたくなる味だったので、台湾中毒者が増える理由がよくわかります。

 

DSC03975.jpg

DSC03976.jpg

基隆にはふつうの橋と盛り上がってる橋がある。べつに可動橋なわけでもないし、構造的に必要とも思われないので「ちょっと盛り上がってみたかっただけ」という感じである。誰も渡ってない。なんだろうこれ。

 

DSC03978.jpg

あのレインボーな建物の一番上まで行ったらキリンさんがよく見えるのでは、と思って行ってみる。

 

DSC03980.jpg

DSC03983.jpg

DSC03984.jpg

DSC03986.jpg

このあたりで、博多から北九州まで来たのは絶対に間違っていなかったな、と確信。だけどやっぱり、あの緑の建物を目指すべきであろう。

 

暑いので、また適宜おいしい台湾ドリンクを摂取しながら、目的の場所へ。じつは、緑の建物はホテルなんですけど、基隆行きたい!て思った理由のとあるブログでそこに泊まられた方がいて、「客室は反対側だったけど、ホテルの共用廊下からの眺めが最高」という情報を得ていましてですね……

 

DSC04010.jpg

うん、最高だった。


DSC04019.jpg

DSC04018.jpg

港の先のほうまでどこまでも歩いて行ったら、ひょっとしたらすごく素敵なのかもしれないんですけど。いかんせん今日は暑すぎて、外を歩くのに向いてなくてですね。後ろ髪ひかれつつも、駅を目指すことにします。また来よう。

 

DSC04023.jpg

CUTE な基隆駅はもう使われていなくて

 

DSC04026.jpg

DSC04027.jpg

いろいろまだ工事中の、新しくて立派な駅になってた。

 

DSC04029.jpg

DSC04028.jpg

ですが、路線図見ても行き先表示見ても、どれが台北に行くのかもうさっぱりわかんない。今見ても、解読できない。終着駅が路線図に載ってないし、山線ってなんだよ……

 

DSC04030.jpg

あ!? エスカレーターがまた見たことないメーカーだ!

DSC04032.jpg

こちらも台湾の独立系メーカー。台湾にはフジテック的な企業が3社もあるってことで、それってすごくないですか。と思ったけど、あくまで私の観測範囲において、ということなので、世界には、まだまだ知らないエスカレーターメーカーが1000社ぐらいあるんじゃないかな。ぞくぞくしてきたぞ!

 

で、台北行きの電車はどうやって見つけたかというと、始発駅なのでとりあえずみんなが乗ってる電車に乗って、おじさんに「ダズディストレインゴートゥー台北?」と聞いてみたら、台北、を聞いた瞬間におじさん強く深く頷く。というわけでことなきを得ました。台湾のひとたち、親切にしてくれて本当にありがとう。

 

そういうわけで博多、ではなくて台北まで無事、というかかなり余裕で、戻ってきました。台北駅まで行ってもよかったんだけど、途中で文湖線の始発駅を通ることに気づいてそこで降りる。

 

DSC04035.jpg

やや長いエスカレーター(と、いま気づいたけどまるちゃん)

 

DSC04041.jpg

この駅のエスカレーターも超かっこよくってですね

 

DSC04043.jpg

これ。うわー興奮する!なにかというとですね。

 

DSC04051.jpg

真ん中だけ、地下鉄直結の長いエスカレーターなので、奈落にどんどん落ちてゆくみたいな感覚になるのですよ。かっこいいな!!

 

ところで足元についているブラシのようなものは、よく質問を受けますが「スカートガード」といって衣類の巻き込みを防ぐためのものです。

 

DSC04049.jpg

さて、念願の文湖線です。

 


DSC04071.jpg

DSC04069.jpg

わー楽しいな!

 

DSC04077.jpg

DSC04078.jpg

DSC04088.jpg

DSC04089.jpg

大人げなく、最前列を陣取って、乗りたいところまで乗ろう、という計画だったのですが、もうね、文湖線、かなり街中を走っていくので、建物が近いんですよ。ゆりかもめでいうと、新橋〜汐留感のめくるめく感じが永遠に続くみたいな。かつ、昨日地上を歩いていたところの少し上空を、ゆっくりと追体験しているので、「空中浮遊感」が半端なくて。最高かよ!と。


DSC04093.jpg

高速道路くぐーる

 

DSC04097.jpg

駅〜。(右手は、昨日のカート用エスカレーターがあったショッピングモールです)

 

さて、この間にTwitterで教えてもらった有力エスカレーター情報を頼りに、地下鉄に乗り換えてまた別の駅へと向かいます。最終日にやたらと乗り物ばっかり乗りまくるの、よくやります(疲れてもう歩けないから)。

 

DSC04108.jpg

象山駅の2番出口。

 

DSC04123.jpg

踊り場つきエスカレーターです!オーチス社のもの。踊り場といえば三菱先生と思ってた。オーチスのに乗るのは初めてかも。いや、覚えてないだけかも。

 

DSC04131.jpg

乗ってた時、うわ、オーチスの踊り場つきって、三菱と違ってこうなんだ!と思ったような気がするんだけどなんだったかな。思い出したら書きます。

 

そろそろ日も暮れてきました。街なかまで戻って、なんか食べよう。

DSC04139.jpg

DSC04137.jpg

あとから右の店に入ろうと思っていたのが、左の店に入ってしまったことに気づいたけど(包んでるひとは共通っぽかったけど)、おいしかったー幸せだー。壁のメニューを見て、これ!とびしーっと指差したらまたお店のおばちゃんが深く頷いてすぐに出してくれたけど、私が指差していたのは「お持ち帰り冷凍餃子」だったことにも気づいた。台湾の人、親切です、ほんとに。

 

台湾いちのおしゃれタウンであるところの中山駅周辺まで戻ってきまして、PenとBrutusでチェックしていたおしゃれスポットはまだいろいろあったのですが、もう足が動かないです。そうだ、マッサージに行こう!と唐突に思い立って、便利なまっぷるのアプリで検索したら徒歩30秒のところにマッサージ屋さんがあり。

 

DSC04154.jpg

まっぷるに載ってるだけあって、お姉さんは日本語完璧だし完全前払いシステムだしなかなか本格的な足裏マッサージ(ひざ下までがっつり)が受けられるしでとてもよかった。ありがとうまっぷる。まっぷるのアプリがすごく使いやすくて、時代は進化している……!と思ったけど、るるぶはそんなことにはなってなくて、主にまっぷるが進化していたようなので推薦しておきます。

 

www.dekirutabi.tokyo

 

まだ飛行機の時間まで間があるし、中山駅周辺は夜も大変賑やかなところだし、まだまだ遊んでいてもよかったのだけど、マッサージの力をもってしてもとにかく数歩歩くだけで疲労感が。そんなわけで、ホテルで荷物をピックアップして早めに空港に行っちゃうことにしました。

 

DSC04159.jpg

DSC04162.jpg

ここから、桃園空港での時間つぶし探求タイムがスタートします。

地下のフードコート横にあった、ちょっとだけお土産見ようかな〜と思っていたお店は22時でしまっちゃった。ここなら永遠にいられるなーと思ったフードコートも22時でお店が閉まり、清掃が始まってしまった。さてどうしよう。

 

というわけで1階の薄暗い感じのコーナーに移動。

DSC04168.jpg

電源もあればWiFiもあって、永遠にいられそうな(そして照明がいい感じに落とされていて、寝てるひと多数)場所を発見。

快適な場所発見!とかあくせくツイートしてるうちに、すぐ搭乗90分前となってバニラエアのカウンタに並びます(バニラエアは国際線ではオンラインチェックインできないので必ずカウンタに並ぶ必要あり)。

 

チェックイン終わり、荷物検査、出国審査終わって、セキュリティエリア内の時間つぶしスポットはというと、やはりブログを調べまくって見つけた、無料なのにVIPラウンジみたいなスポットへと行ってみることに。 

DSC04173.jpg

この「VIP lounge」と書いてあるほうに進みます。


DSC04178.jpg

ここです。ここほんとに、無料なの!?

DSC04179.jpg

みんな寝てる。

この、寝るのに最適な形をしている壁際のソファの下にも、USB給電システムが仕込まれていて。永遠にいられます。

 

有料でシャワーを借りることもできるようなのですが、その受付はやはり22時で閉まっていて。ただ「多機能トイレ内にあるシャワーが無料で使える」ということで、覗きに行ってみたら、どこで情報を聞きつけたのか、いろんな国のいろんなみなさんが長蛇の列。利用はしなかったんですけど、こんなのよく見つけたなー。ブロガーすげー。

 

あとから、ふつうのバニラエアの搭乗口前ロビーに行ってみたらすごく混んでて(ほかに居場所がないから)、深夜便を待つひとは絶対ここ、使ってみるべきと思いました。

 

DSC04182.jpg

さて、帰りもバニラエア。

なんとなく、帰りは疲れているだろうから「ゆったりシート」でもとるかなと思ってとってみたんですけど、たしかに座席はゆったりしているものの、実際のところは非常口座席なので、座席まわりに原則として「なにもおいてはいけない」ことになっており、いろいろ手元に置いておきたい派の私はちょっとすったもんだしました(洋服のポケットをフルに活用することで対処)。すったもんだしたわりには、飲み物すら飲むことなく完全に熟睡して即着陸でした。深夜便、ホテル代が1日浮くことを思うと、わりと便利かもしれないです。

 

台湾、楽しかったし、もう一度食べたいもの、観たいものばかりだったし、しかもまだ食べてない、観てないものも大量にあるし……ああ、こうして台湾中毒者がまた1人誕生してしまったか、と思うばかりであります。

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 

 


 

9/22 台湾のベランダ、建築、エスカレーターを巡る1日

DSC03340.jpg

素敵なダブルベッドのホテルで起床し、カーテンをあけると、ご覧の景色で、すでにベランダ鑑賞をスタートしている身としては大興奮です。

 

DSC03348.jpg

DSC03354.jpg

DSC03390.jpg

ホテル周辺にも魅力的なベランダ物件があるというかありすぎるというか。こういうことになってくると、偏愛マニアとしては「あっちにも素敵なベランダが」「こっちにも素敵なベランダが」とお花を摘みながら森をさまよう赤ずきんちゃんのように(そんなシーンありませんでしたっけ)自動うろうろモードが発動されるので、どれだけ時間があっても暇を持て余すということがありません。便利です。

 

DSC03407.jpg

自動うろうろモード発動中に発見した一番やばい物件。香港のごちゃっと具合は世界一と感じていたけど、台湾もなかなかだわ〜。

 

さて、そんなふうにうろうろしながらもひとまず午前中は迪化街を目指し、zaikabouさんごっこです。

DSC03419.jpg

この大きな建物の1階に入っている、美味しい油飯のお店へ。

 

DSC03420.jpg

DSC03421.jpg

とりあえず列に並んで、どうやって買えばいいのかとここでも迷っていたら、すっと日本語のメニューが出てきました。大変親切。一番下のセットのやつを頼んだのですが、軽く2人前以上ありました。数日にわけて食べましたけど(お腹の弱い人は注意)、単品でも頼めるのでひとりたびのひとは慌てず選ぶとよいです。そしてめちゃくちゃ安い。

 

DSC03426.jpg

全部入りセットの中身はこんなふう。zaikabou先生が書いていた通りですが、ここの油飯(台湾風おこわ)、完全にほかと一線を画しています。うまい。うますぎる。

 

DSC03434.jpg

DSC03435.jpg

DSC03438.jpg

迪化街は食品や台湾の竹細工なんかを扱う問屋街ですが、建物の意匠が立派なのでついつい集めちゃいますよね。ただ、今回はすでに身体がベランダ最優先モードになっているため、「立派だが、ベランダがないな」とそこまでのめりこまず。

 

DSC03444.jpg

道端に唐突に積まれているにんにく。ソウルの市場はほとんどが屋内に展開していたので、こういう違いを見るとなんか嬉しい。竹細工のカゴなんかを購入し。

 

メインストリートからちょっと離れて裏通りに入ると、たちまちベランダ天国が出現するのです。

DSC03472.jpg

DSC03464.jpg

DSC03478.jpg

たくさんごちゃごちゃついてるのに見慣れたところで遭遇した、モダニズムベランダに感動し、なめまわすように写真を撮るなどしました。

 

DSC03488.jpg

DSC03486.jpg

ドアの奥にびっちり収納されているエスカレーターなども発見しました。

 

DSC03496.jpg

zaikabou先生ごっこラストは、林華泰茶行(写真よく見ると、半裸のおじさんが接客してる……冬に見返すと信じがたい光景)。よくわからずにうろうろしてましたら、お店のお兄さんに「なにかほしいものありますか?(日本語)」と言われ、「東方美人茶を……(日本語)」というとお店の奥に案内されて「これです(日本語)」と言われ、それを買ってきました。いくらだったか忘れたけど、そんなに高くもないお値段で。あまくておいしい。

 

さて、地下鉄の駅まで歩いていこうと思いつつ、試しにGoogleMapで行き先を入れて調べてみましたら、なんと目的地まで直通のバスがお店の目の前からあるじゃないですか。ソウル同様、台湾、バス便利でした。

 

DSC03498.jpg

降りたら斬新なタイプの #擬木 が。

 

DSC03499.jpg

けっこう郊外っぽいところまできました。Penの台湾特集に載ってた、農禅寺というお寺を見に来ました。

 

 

DSC03512.jpg

DSC03530.jpg

DSC03536.jpg

この水をたたえたお庭がインスタ映えするということで有名になったお寺だそうですが、ちょっと吉生感(谷口吉生先生っぽさを表す)があります。

 

DSC03541.jpg

DSC03539.jpg

メインのお堂はお掃除中?のようで入れなかったんだけど、壁にお経がみっしり書かれていたりして前衛的なのです。

 

DSC03543.jpg

今度はバスを乗り継ぐ。乗り換えのところにもかっこいい建物がありました。これはなんじゃろな。

 

DSC03566.jpg

Google先生に教えられるがままにバス停を降りたら、小学校とか団地とかが建ち並ぶまごう事なき郊外住宅街だったので、本当にここに高島屋があるんですか……?イオンの間違いでは……?と不安になりつつ

DSC03567.jpg

あ、高島屋だ。

 

なにしにきたかというと、もちろんスパイラルエスカレーター巡礼の旅であります。

 

DSC03570.jpg

ハイ、ありました。

 

DSC03579.jpg

DSC03581.jpg

シンメトリーの向きが逆のタイプ。なかなかいいんじゃないでしょうか!と思って、とりあえずもっと高いところから見下ろすぞーと、あの真ん中のエレベーターに乗ります。

 

DSC03582.jpg

上の階、ぜんぜんテナント入ってないじゃん、大丈夫なの、とか思ってたんですけど。

 

DSC03592.jpg

登ってみたらね、上の階は駐車場だったの!これすごくないですか!!興奮!!

 

DSC03594.jpg

DSC03598.jpg

DSC03601.jpg

あまりにも楽しかったので何往復もしてしまった。

 

DSC03609.jpg

帰りに正面から出たら、かなりちゃんと高島屋でした。なんでこんなに郊外にあるんだろう。地下鉄駅もなくて、バスでしかたどり着けませんが、物好きなひとは訪れてみてください。

 

もうバスに乗る事自体が楽しい。次の目的地も1回乗り換えで。

DSC03637.jpg

これもPenに載ってた、なんかちょっと変わった建物(なんだったか忘れた)。

 

DSC03642.jpg

DSC03644.jpg


疲れたので行列のできていた台湾ドリンクのお店に立ち寄る。タピオカとか、なんかわからないつぶつぶしたものがいっぱい入ったお茶だったり、ジュースだったりするものなんですが、台湾にはこれのチェーンがそこらじゅうにあります。うわーこんな美味しいものがなんで日本に進出してないんだーと思ったら、とっくにしてるみたいですね。私のお気に入りは「50嵐」です。台湾、日本よりもかなり気温が高く、香港みたいに冷房の設定温度15度ぐらいなんじゃないか(店舗の前まで冷気が溢れてる)みたいな文化でもないので、ふつうにとても暑いです。これがあると知ってからは、コンビニ寄ったりスタバ入ったりするのやめて、ドリンクショップを探してはちょくちょく買ってました。

 

DSC03648.jpg

DSC03652.jpg

だいぶ台湾の街中に戻ってきまして、この真ん中の高架は高速道路かな?て思ってましたら、自動運転の電車でした!わー乗ったら絶対楽しいぞー(あとで乗ろう)。


DSC03657.jpg

高島屋はめちゃくちゃ郊外にあったけど、今度はめちゃくちゃ街中に巨大なスーパーのようなショッピングモールのようなのがあります。

 

DSC03660.jpg

カートがいっぱい。わくわく。

 

DSC03661.jpg

あったー!カート用エスカレーター!!!

 

DSC03667.jpg

おじさんが上から順番に降りてくるカートを整理してた。

 

DSC03670.jpg

私もやってみます。わくわく。

DSC03672.jpg

きゃー!かわいいー!

DSC03671.jpg

きゃー!!!

 

大興奮して下りもやろうと思ったら、「上り専用」(下りは係りのひとだけ使える)でした。ということは私がやればやるほどおじさんの仕事を増やしてしまうことになるので自重しまして……他のひとが使ってるところを30分ぐらい観察してたかな。

DSC03680.jpg

DSC03681.jpg

勘の言い方は御察しの通り、エスカレーターはシンドラーです。ほう、シンドラーがこんなものを!と思ってたんですけど

DSC03684.jpg

DSC03682.jpg

真ん中だけメーカー別でした。しかも見た事ないメーカー。

ホームページ見てたら「世界最長のカート用エスカレーターは、ニューヨーククイーンズのKマートにある」という新たな情報を入手してしまった。行かないとな〜。

このタイプのカート用エスカレーター、目撃情報はだいぶ前からあったのですが、実物は台湾で初めて見る事ができました。幸せ。日本国内にもあるのかしら。意外と情報に疎いマニアなので知っている方はぜひご連絡ください。

 

DSC03691.jpg

先ほどの高架のさらに上を、高速道路がまたぐ。

DSC03689.jpg

その下にまっぷたつにされた岩、などがありました。なんか風水的なことなのかな。

で、このあたりももはや当然のようにベランダ密集地帯なんですけど。わーい、ベランダ、ベランダ、と1個ずつ追っていて、ふと視線の先にどこまでも永遠に続くベランダの大草原を目にすると、ちょっと途方にくれるわけです。

 

DSC03699.jpg

うわー。

DSC03707.jpg

DSC03704.jpg

これは……追いつかないわー。

 

DSC03738.jpg

ただ、すでにルーティーン化しているので撮影はすごく早い。

 

DSC03741.jpg

DSC03742.jpg

特に魅力的なものに絞って収集を続けます。

 

途中、Brutusの台湾特集に載ってたお店などにも立ち寄りつつ。

 

そのあと、昨日立ち寄るのを忘れた台北101すぐ近くの四四南村というところにも寄ってみたのですが。

DSC03754.jpg

DSC03753.jpg

DSC03759.jpg

台湾の昔の街並みが保存されていて、カフェや雑貨ショップが併設されているということで、リノベおしゃれゾーンみたいな感じかなと想像してたらちょっと違って、本物なんだけどレプリカ的に見えるというか、ディズニーっぽいというか……。インスタ映えするポイントとしてたくさんの女子が自撮りしてました。すごい、これがインスタ映えなんだ、て思ったけど写真を見返すとたしかに素敵なんだよな。不思議。私はそこまで興味惹かれず。ベランダついてないし。

 

もうだいぶ慣れてきたし疲れてもいるので、ほんのちょっとの距離でもバスに乗っちゃうよ。国父記念館へ。

DSC03763.jpg

どどーん。

 

DSC03769.jpg

なんだか人がいっぱいいるな〜と思ったら、衛兵交代式というのをやってました。なかなか楽しかった。

 

DSC03771.jpg

 

DSC03774.jpg

国父記念館のすぐ近くでなにやら建築中の大きな建物。

 

DSC03780.jpg

ここでようやく地下鉄にも乗りまして。気になってた、この回廊構造の地下鉄駅も見る事ができてよかった。ちょっと素敵ですよね。大阪市営地下鉄に似てるかな。

 

DSC03783.jpg

そごうが対角に建ち並ぶ忠孝復興駅で、ん、ちょっと待て、あのエスカレーターめちゃくちゃ長いぞ(あとで乗ろう)。

 

DSC03787.jpg

DSC03789.jpg

川の野田監督におすすめとして聞いていた、阿宗麺線ですごく辛い麺を食べる。これもミニサイズと普通サイズ選べて、店内で食べる事ができてひとり旅にもってこいのお店。モツとパクチーモリモリ(ナシも選べる)の煮麺。すごく美味しい。見た目よりずっとボリューミーでミニサイズでも全然よかったのと、調子に乗ってもっと辛くする調味料を入れまくってたら口から火を吹く結果となったけどまた食べたい。

 

DSC03790.jpg

そごうのエスカレーターをチェック。三菱先生です。この辺りで本日の活動限界を迎え、すぐ近くのスーパーでお土産を物色したのち、またバスでホテルに戻る。ホテルの目の前の広場では、夜な夜なダンスパーティーが行われている(中華民族は老若男女踊るのが好き)。

 

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 

 

 

9/21 台湾へ

2017年の海外旅行は、初めての台湾へ。

去年は真冬のソウルへ行ったのだけど、結構しょんぼりだったので、どこへ行ってもだいたい気候のよい9月に旅することに。

利用したのはバニラエア。もうすっかりおなじみとなった成田空港第三ターミナルへ。また東京駅からバスに乗って。

 

第三ターミナルから、国際線に乗るのは初めてだったのだけど、めちゃくちゃ空いてました。荷物検査を余裕でクリアして、出国審査で「自動化ゲートはあるかな」って探したかったんだけど、待ち構えている審査官の方に「こちらへどうぞー!」と呼ばれてものの数分ですべての手続き終了。

 

DSC03109.jpg

DSC03110.jpg

DSC03113.jpg

DSC03115.jpg

 

国内線とはまた違って、ひとつひとつの搭乗口前に広大な空間がある。置いてあるのは無印のソファだけど、窓が大きくて、ソファが青くてなんだか素敵。ただ、日差しが強烈で暑かった。あと、国内線は荷物検査後も小さな売店がいくつかあるんだけど、国際線は免税店と小さなカフェしかなく、あとは自販機のみ。自販機も、Suicaが使えるものはあんまり品揃えが充実しておらず。日本円の現金をほとんど持ってきていなかったのでちょっと閉口しました。

 

DSC03116.jpg

バニラエアは、狭いというけれどもともと足が短いのでさほど苦ではありません。ただ、下にものを落とすと拾うのが大変困難で、いつも腕をつります。

あとは、国際線だと上空でけっこう冷えるのだけど毛布の貸し出しとかはありません、と断られてる方がいました。上着を持っていくべきかと。

 

DSC03127.jpg

DSC03128.jpg

 

台湾近い。綺麗な海が見えてきた〜!と思ったらもう着陸。

バニラエアの乗客はほとんど若い日本人の皆さんですが、飛行機から降りるなり口々に「暑!」と言ってた。南国へやってきたぞー。

 

DSC03133.jpg

DSC03131.jpg

DSC03145.jpg

初めて見るメーカーをいきなり2社も発見しました!台湾、好きー。

どちらも台湾のエレベーター、エスカレーター専門の会社みたいですね。ヒュンダイとLGがすべてを支配していたソウルとはまた違う感じ。好きー。

 

DSC03144.jpg

DSC03153.jpg

バニラエアが到着するのは郊外の桃園空港。開通したばかりのMRTに乗って台北駅へ向かいます。台北駅は終点。改札口で親切なお兄さんから悠遊カード(EASYCARD)を買ったら路線図が書いてあるかわいいやつで気分があがります。

 

DSC03157.jpg

台北駅、かっこいー。

 

ホテルは、MRTの台北駅からすぐのところ。このホテルのスタッフの皆さんも全員とても親切でした。

www.dekirutabi.tokyo

 

すでに15時近くになってめちゃくちゃお腹が減っているので、早速地下鉄に乗って、鼎泰豊の本店へ。

 

DSC03181.jpg

DSC03184.jpg

DSC03183.jpg

DSC03186.jpg

DSC03187.jpg

こういう飲茶のお店とかは、ひとりで行っても食べきれないのではと心配になるのですが、「鼎泰豊 1人」で前もって検索していたら、小籠包のハーフメニュー(5個)というのがあるとのこと。しかも、メニューに書き込んでお店のひとに渡すシステムらしく、それなら安心だ〜!と出かけたところ、お店の人は英語、韓国語、日本語がそれぞれぺらぺらだし、メニューも全部写真付きで日本語だし、駄目押しで全員に大変わかりやすく丁寧かつシステマチックにお店のシステムや小籠包の食べ方まで教えてくれるし、初心者にとって非常にわかりやすく、さすが王道中の王道、と思いました。

15時近いこともあってそもそもそこまで並んでいませんでしたが、ひとりの場合は一番窓際の大きなテーブルでの相席となり、景色もよくてハッピーです。小籠包ハーフ2種類と酸辣湯を平らげる。

 

DSC03192.jpg

鼎泰豊の外に出たらこんな風景が広がっていまして、すでにまとめたとおりのベランダ探索の旅がスタートしてしまいます。

 

blog.tokyo-esca.com

 

このあたりに点在するお土産屋さんなんかものぞきつつ周辺を小一時間ほどうろうろしたのち、このあたりにはもう1軒、鼎泰豊並に有名なかき氷ショップ思慕昔があるということで。1人前サイズもあるということで行ってみたんだけど、店頭のメニューから見つけられず。あと、ものすごく混んでる。まぁいいか、と普通サイズを選んだら出てきたのがこれです。

 

DSC03248.jpg

器が1人前のラーメンぐらいのサイズあります。隣の日本人のグループのひとたちは4人で苦労していました。でも美味しかったからいいや。

 

さて、初日のめちゃくちゃベタな旅はまだ続きまして。バスに乗って台北101に登りに行きます。タワーに登りたい、というよりも、ご当地スノードームを収集している都合上、スノードームのありがちなタワーがあれば必ず登ることにしています。高いところは大好き。

 

DSC03256.jpg

地下鉄の入り口がかっこいいなぁと思ったり

 

DSC03255.jpg

バス専用レーンが完全に分けられていて、路面電車のように機能する仕組みに感心したり。Google Mapがあるので、番号さえ書いてあればバスに乗るのも非常に簡単です。ていうか日本のバスも今すぐ番号だけの仕組みにしたほうがいいとおもう。

 

DSC03260.jpg

DSC03267.jpg

DSC03273.jpg

DSC03298.jpg

台北101はめちゃくちゃ混雑していて30分くらい並びました。函館ロープウェイも同様にものすごく混雑してたけど、中国人の団体観光客の皆さんが訪れる先として組み込まれているようです。しかも夕焼け〜夜景の時間を狙うみたい。たしかにちょっと完璧な夕日が見えました。

 

DSC03287.jpg

DSC03288.jpg

謎のシアターみたいなところで建設の様子のムービーが流れており。この丸いでかいやつをじょじょにジャッキアップしていくのですが。

 

DSC03303.jpg

DSC03304.jpg

帰り道に、いました。丸いでかいやつ。

Wikipedia先生によると、台風の多い台湾で風による揺れを防ぐためのチューンドマスダンパーさんだそうです。

 

DSC03306.jpg

帰りにちょっと迷って違うほうに行ったら、下層のショッピングモールに出たんだけどここすごかった。なにこの柱。

 

DSC03309.jpg

DSC03315.jpg

 

そのあと、歩いて近くの誠品書店へ。このあたりは、東京でいうとそうですね、丸ノ内みたいな感じなのかな。大きくて立派なデパートが密集していて。でも繁華街って雰囲気はなく、平日夜には人もまばらで。この日1日で、そんなに歩いたわけでもないのですがだいぶ疲れていて、ああエスカレーター……見たい、けど元気がない……と、本屋さんだけ見て、また地下鉄に乗って、ホテルへ。

 

DSC03328.jpg

ホテルの部屋のベッドがダブルでちょっと嬉しい!ふかふか〜広い〜(予約した時点でダブルと書いてあったはずだが忘れてた)

 

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 

blog.tokyo-esca.com

 


そもそもなぜエスカレーターですか? PingMagインタビュー全文ほか

約4年ほど前、PingMagという英文メディアに取材を受け、そのとき詳細にエスカレーター趣味について文章にしたのだけど、PingMag自体がなくなってしまったので、そのときのインタビュアー、ウイリアムさんへのメール返信文をそのまま収録しておこうと思います。毎日のようにエスカレーターについて考えてるので、毎日のように考えは変わっていくのですが、それを残しておきたいなと。最初から最後までかっこつけて答えてますが、「エスカレーターの写真は作品ですか?エスカレーター自体も作品ですか?」など、おもしろい質問をしていただけてノリノリです。

 
--
ウィリアム様
 
東京エスカレーターの田村です。
下記、ご回答させていただきます。
 
意図とちがう回答でしたら、お気軽に追加でご質問くださいませ。
 
> TOKYO ESCALATORを始めたきっかけは、何だったでしょうか。
エスカレーターのサイトを始めたのは、「誰もやっていないことをやりたかったから」です。
鉄道などのジャンルには、たくさんの個人サイトがありますが、エスカレーターを網羅的に収集しているサイトは他になかったので、始めました。
 
> そもそもなぜエスカレーターですか?何か魅力でしょうか?
エスカレーターは、エレベーターなどの単純な輸送機関と比べて、20世紀に入ってから発明された高度技術による乗り物です。
エレベーターのように、車いすなどに対応するバリアフリーの目的にもそぐわず、主に「大量のひとをなるべく速くスムーズに断続的に運ぶ必要がある」施設にのみ設置されます。
具体的には、デパートや、地下鉄駅が該当し、大都市部に集中して設置されるものです。
このように、エスカレーターはラグジュアリーで特別な乗り物ですが、そんな乗り物にほぼ日常的に乗る機会のある、東京という都市が、私には非常に新鮮に思え、「エスカレーターのある風景の収集」をしています。
 
> 普段、エスカレーターはあまり認められないと思いますね。でもたまにすごいデザインですね。しかも奇麗!
> たとえば、天満屋津山店のエスカレーター、ロイズ・オブ・ロンドンのエスカレーターなど。
> そう思いますか?
駅などに設置されている、「ごく普通」のエスカレーターは、私もサイトには掲載していません。
すごくよいデザインなのは、ロイズ・オブ・ロンドンの設計者、リチャード・ロジャースのように、エスカレーターの魅力をよくわかっていて、それを最大限生かすデザインがされている場合です。
それとはちょっと違いますが、「いろいろな事情があってこうなってしまった」というエスカレーターにも注目しています。
山手線の新橋駅にある、真ん中だけ細いエスカレーターなどです。
 
f:id:tamura38:20170806123714j:image

天満屋津山店

 
f:id:tamura38:20170806123642j:image
ロイズ・オブ・ロンドン
 
f:id:tamura38:20170806123524j:image
山手線新橋駅
 
> でもときどき怖いでしょうか?
私はまったく高いところが怖くなく、むしろワクワクするのですが、池袋の東京芸術劇場にあった、超ロングエスカレーターは、「怖い」という理由でリニューアルしてしまいました。
 
f:id:tamura38:20170806123824j:image
 
> 一番、「すごい」と思ったエスカレーターはありますか?
一番すごいのは、三菱電機謹製の、「スパイラルエスカレーター」です。
曲がっているエスカレーターは、エスカレーターが発明された最初期から構想されていたものですが、非常に難しく、いまも、製造できるのは世界で三菱電機だけです。
この、横浜のスパイラルエスカレーターに出会っていなかったら、ここまでエスカレーターに傾倒していなかったかもしれません。
 
f:id:tamura38:20170806123919j:image
 
> 日本のエスカレーターは何か特徴がありますでしょうか?
まず、日本のエスカレーターには手すりがいろんな色な場合が多いですが、海外はほとんど黒です。レトロなエスカレーターは特に赤が多いのですが、これも日本だけのようです。
 
それと、日本のデパートからの要望によって生まれたといわれる、ガラスの湾曲したボディを持つタイプ(丸ボディ、と呼んでいます)も、海外メーカーはあまり製造していないので、ほぼ日本にのみあります。
 
f:id:tamura38:20170806124055j:image
 
> 海外のエスカレーターと国内のエスカレーターは違うかもしれませんね。何か利用者の態度も違うでしょうか?
日本のエスカレーターは、特に東京や大阪の大都市では歩行のために片側を空けるのがマナー化しています。
しかし、最近お年寄りのエスカレーター事故が増えるにあたって、日本エレベーター協会エスカレーターの歩行を原則禁止としています。
これと逆に、ロンドンや、中国の地下鉄駅などには、「急ぐひとのために片側を空けよう」という啓蒙ポスターがあります。
 
f:id:tamura38:20170806124144j:image
上海の地下鉄駅。真ん中に線がある(あまり誰も守ってない)
 
> おすすめのエスカレーターがありますか?
サイトに載っているものは全部おすすめですよ。
エスカレーター初心者の方には有楽町マリオンのここなどをおすすめしています。ほとんど人がいないし、堪能し放題です。
 
f:id:tamura38:20170806124303j:image
 
> 田村さんのTOKYO ESCALATOR写真は作品と言えばよいでしょう?
> そして、エスカレーター自体も作品でしょうか?
まず、エスカレーターは、作品ではありません。作者がいないものだからです。
たとえば、階段には、有名な建築家の作品であることがあり得ます。エスカレーターは、建築の中で用いられますが、エスカレーターそれ自体には建築家の意匠が存在しえません。
そういう意味で、私は「作品でないものたち」に惹かれる、という傾向があると思います。
(たとえば、他には高速道路の高架などの橋脚を収集しています。
 
私の写真は、作品というよりも、「データ」とか、「コレクション」と呼んでもらったほうがしっくりきます。私は「写真による表現」に興味がなく、「写真作品として優れているかどうか」を問題にしていないからです。エスカレーターがそこにある状態を保存するにあたって、最もよく全貌がわかり、そのエスカレーターの魅力がわかる写真を選んで、サイトに載せています。
 
エスカレーターの写真を撮り続けて、コレクションにする、という行為自体までを含めて「作品」と呼ばれることは、ありうると思いますが、それはアート市場における市場価値に依存すると思うので、それほど価値があるとも思いませんし、やはりあまり興味はないです。
それよりも、音楽とエスカレーターとのコラボレーションとか、小説とエスカレーターとのコラボレーションとか、カルチャーとしての展開には少し興味があります。
ちなみに、「エスカレーター・ディスコ」という曲を、友人が作ってくれています。
 
> 毎年、何カ所のエスカレーターを観に行っていますか?
まったくわからないのですが100はくだらないと思います。たまたま出先で出会ったエスカレーター(そういう出会いをむしろ大切にしています)も含めます。
 
> 今までの活動の中、展示のようなイベントをやりましたか?
展示はやっていませんが、写真+エスカレーター小説、という、ちょっと変わった冊子を発行しました。
ウェブからもご購入いただけます。
 
--
最後のほうただの宣伝だな。
これを受けてさらにつっこんだ質問をくださった英語メディアの方がいて、ついでに掲載。こちらも、「なんで鉄道とちがってエスカレーターに関心を持つ人は少ないんだろう?」みたいなワクワクする質問をいただきました。
 
メール回答時のめちゃ拙い英文のままお届けしますがこちらは記事にもしてもらってます。
 
 
> 1. You told PingMag that you started Tokyo Escalator because there are
> no website for escalators. But you must find something about them
> interesting or appealing to devote so much time to them?
 
Escalators are special, unusual, luxurious vehicles for me.
Escalators are only in department stores in Kanazawa, my hometown.
In Tokyo, I ride them almost every day at subway stations, pedestrian overpasses, supermarkets, post offices, shopping buildings, etc.
This is because there is little land so the multi-layer construction is needed, and there are so many peolple in Tokyo.
It is very fresh to me.
 
By the way, it is important for me that
the more I know about escalators the more I get interested, rather than what is interesting for me at the first time.
 
> 2. Why do you think people pay less attention to escalators than to
> other forms of transport technology, such as trains?
 
First, I think most people do not know the difference between all escalators.
Each trains have apparent characters, so people say that he/she likes "this" train or do not like "that" train.
I know each escalator's character well, so I am excited to see it.
 
Second, most people like non-ordinary experiences or spectacles.
City people like to go to countryside by train, and they like scenery in countryside from the train window.
But for me, no matter how much time passes, urban spectacles do not become ordinary. I love them, and I love to ride escalators in the city.
 
> 3. You told PingMag you don't publish pictures of "average"
> escalators. What makes you decide that an escalator is special? Do you
> have a certain criteria?
 
I think there is two patterns.
First, escalator itself is very special.
For example, this one is very special because there are only three of them in the world at the moment.
The handrails go underground vertically!

f:id:tamura38:20091205155725j:plain

TOHO TWIN TOWER BUILDING

 
In this pattern, it is included very long escalators, wooden escalators, spiral escalators, so on.
 
Second, escalators are used in a special manner in whole building's design, by famous architect, Richard Rodgers, Tadao Ando, or someone who understand the appeal of escalators.
 
For example, I do not know who designed this building, but I felt someone's intent to bring out the charm of escalators.

f:id:tamura38:20090509162431j:plain

Harumi Island Triton Square

 
> 4. You called Mitsubishi Electric escalator your favorite. What do you
> think makes it so amazing?
 
I call especially Spiral Escalator made by Mitsubishi Electric my favorite.
Mitsubishi Electric is the first escalator company in Japan, and it is the first largest shareholder in the japanese escalator's market.
They have very sophisticated technology for escalators and the only company which make Spiral Escalator in the world.
 
 
> 5. How do you decide what angle to photograph an escalator? Do you
> ride it a lot before taking a picture?
 
Sometimes I do, sometimes I don't.
Instantaneous speed is more important.
I always care about not bothering passers-by who use escalators because escalators are always moving and their mission is carrying many people.
 
> 6. You said you aren't trying to express anything artistic through
> your photographs. But what do you think viewers take away from your
> website?
 
I hope that viewers of my website would know characters of each escalators,
and would pay attention to escalators in their cities.
 
> 7. You also take pictures of elevated highways. What do you find so
> interesting about elevated transportation?
 
I am interested in the multi-layer construction of the city.
Shapes of bridge supports for elevated highway are very unique in Tokyo because very firm structure is needed for beeing proof ageinst earthquakes and they must be constructed on the small area.
 
Like that:

f:id:tamura38:20170806205507j:plain

Hakozaki JCT, Tokyo

 

f:id:tamura38:20170806205543j:plain

Hokko JCT, Osaka

 

f:id:tamura38:20170806205601j:plain

Tokyo Monorail

 

5/14 札幌へ

DSC01449.jpg

DSC01439.jpg

DSC01455.jpg

DSC01461.jpg

DSC01458.jpg

DSC01468.jpg

8時に宿を出て、小樽港のほうをウロウロする。観光地化している倉庫群と地続きで本気の港湾施設が稼働しているのが実に良い。

DSC01470.jpg

押しボタンが押しボタンではなくて「触れボタン」だった。寒いから?

DSC01472.jpg

DSC01473.jpg

DSC01475.jpg

DSC01474.jpg

お土産物屋さんが集う堺町通りへ。この日、飛行機の時間までに北海道で3食食べるぞ、がテーマだったので、開店めがけてルタオ本店で生ドゥーブルフロマージュ

堺町通りは修学旅行で訪れた京都の清水寺周辺にも似ためっちゃベタな土産物屋さんが並び、海外からの団体観光客がずらっと歩いている感じなので油断していたのだが、どの建物を見てもだいたいすごくてぐぬぬ、となる。お土産物やさんなのでタダで全部中に入れる感じもいい。

DSC01477.jpg

DSC01476.jpg

DSC01483.jpg

DSC01480.jpg

DSC01478.jpg

DSC01481.jpg

DSC01485.jpg

DSC01490.jpg

北海道最初の鉄道、旧国鉄手宮線は、線路までが残されてるんだな、と感動してたが駅舎も残ってた。

DSC01495.jpg

DSC01496.jpg

DSC01500.jpg

韓国で見た、「建物の内側に向かって広がる市場」がここにあって、やっぱり寒いところ特有なんだ!と勝手に嬉しくなったりする。

DSC01501.jpg

DSC01502.jpg

DSC01503.jpg

DSC01504.jpg

お昼ご飯は観光客向けの駅すぐ横の市場で。10:30とかであったが満席だった。

小樽から札幌へは、私が思っていたよりずいぶん近くて、バスが10分おきに出ていて610円とかの近さである。東京から鎌倉ぐらいと思ってたのが、東京から横浜ぐらいだった感じ。

DSC01513.jpg

DSC01517.jpg

DSC01515.jpg

エスカレーターを見る以外に特にすることもないのでひとまずテレビ塔にのぼる。

うむ、大通公園であるな、と見ていたら、係の方が「あの、正面のずっと奥の山、ちょっと斜面が白くなってるのわかります?大倉山ジャンプ競技場ですよ」と教えてくれたので、ああ!(大泉)洋ちゃんが縄でくくりつけられてひどいめにあったところですね!(探偵はBARにいる)と思ったが、「原田選手とか高梨沙羅ちゃんが活躍したところ」とのことであった。

当然、地下街にあるHTBコーナーにもテレビ塔の前に寄っている(洋ちゃん好きすぎてついにファンクラブに入ってしまいました)。

DSC01511.jpg

DSC01522.jpg

DSC01525.jpg

北海道のエスカレーターはじつは事前情報がひとつもなかった。なので、仙台同様、めぼしい建物を全アタックでめぐることになる。最初の2つが丸ボディだったので幸先良いぞ、と思っていたけど、そのあとは準丸ボディなど。あと、土地が広いのでデパートの中も広いなーって感じがする。

DSC01527.jpg

DSC01534.jpg

雨が降っていて徐々に辛くなってきたので、辛くなった時によくやる、「普通の交通機関にひたすら乗る」を市電で。碁盤の目上にできている札幌の街をぐるっとまわるので、カーブがすべて直角でおもしろい。

そのあと、豚丼屋さんに15時半ぐらいに入って本日3食目。お店のひとがめっちゃ暇そう(12時から夜までずっとあいているお店なのだ)でお客さん私1人だったため、「どこか見てきたの? カメラ持って」と訪ねられ、「小樽行ってきたんです〜」とひとしきり旅トークをしたが、よく考えたら「どこでこのお店を見てきたの?」という意味だったな……。お店のひとにも「札幌は食べる以外なにもすることないからね……」と言われ、うんそんな感じだね、と思いつつ、そろそろ飛行機の時間でもあるので、ススキノをちらっと観光して、やはりバスで新千歳空港へ。

DSC01537.jpg

DSC01536.jpg

DSC01535.jpg

ススキノというのもすごく不思議なところで、私が想像してたのは歌舞伎町のイメージなんだけど、なにせ街路が整然としていて広いので、悪びれたムードが一切ない明るい中に風俗店などが整然と営業しているのである。不思議。

DSC01549.jpg

新千歳空港エスカレーターは赤のスケルトンでかっこいい。空港に温泉もあれば映画館もあって、札幌で暇を持て余すより空港にさっさと来ちゃえばいいのかも、と思うなどした。LCCでの北海道旅行にかなり味をしめてしまったので、また来る気満々である。

3/11 銀座と丸の内で、美術館と、ソニービル、東急プラザ

両親が金沢からやってくるというので、丸の内で待ち合わせ。

母の買い物のあいだ、父と二人で銀座デートである。

KITTEに入っている、東京大学総合研究博物館の驚異の小部屋へ。そのあとレストラン街で中華を食べて、もうすぐ建て壊しのソニービルへ。

 

本屋B&Bの出張店舗、EDIT TOKYOで、桑原茂一さんの蔵書放出コーナーにあった、よくわからないけれどとても古いたぶんニューヨークの工場写真集を買うなどした。300円。桑原茂一さんをよく存じ上げないのだけれど、いい本でした、ありがとうございます。

Industry and the Photographic Image: 153 Great Prints from 1850 to the Present

Industry and the Photographic Image: 153 Great Prints from 1850 to the Present

 

 阪急モザイク(あの貴重なオーチス丸ボディがあったところ……)跡地の東急プラザへ。三菱電機の方に、「ショールームに最新のエスカレーターが入ってますよ、ショッピングフロアはフジテックさんですが……」と聞いていたので観に行く。

 

 

ソニービル全体もそうなんだけれども、なんかこう、わたしたち、新しいことやっています、常に!東京2020全力応援!という感じのとてもふわっとした広報宣伝活動を見ると、お金持ちだなぁ……と思うわけです、ずっと数字命のWebマーケティング畑にいるので……。

 

また丸の内のほうまでもどって、三菱一号間美術館のナビ派展へ。

ナビ派というのがなんだかよくわからなかったのだが、要するにほぼオルセー美術館展だった。オルセー行きたいなぁ……。あと、肖像画コレクションの中でダントツ自分をイケメンに描くひとがいた。

オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき|三菱一号館美術館(東京・丸の内)

 

そろそろ美術館割引になるんじゃないの?65歳以上のあれで。と父に言うと、失礼な!!とプンプンしてたのだが、じゃ何歳なのときいたら今年で64歳だという。年齢に細かくこだわるとか、アラサー女子のようである。

 

 

この日はサルマン国王来日でも盛り上がっていたな。

 

1/15 JFE蘇我工場見学と中山競馬場のスパイラル

社会科見学マスターのhoukoさんに誘ってもらって、JFE蘇我の見学へ。

いつも、製鉄所見学に行くと、熱延工場で延べ棒みたいな鉄の真っ赤な塊が薄く薄くのばされていくところにオオォォォォウとなるのだが、この日は、転炉の工程も見学ができてウオオオオオオオオオオオとなっていた。

以下は日清製鋼さんの動画ですがこんな感じです。

 

このページより:

【2】転炉 | NISSHIN STEEL 2018 RECRUITING

 

 

そのあと、中山競馬場の開催日だったので、有志をつのって移動。

工場見学は撮影禁止なので写真は中山競馬場に向かう長い長い地下道から始まります。

 

DSC00637.jpg

なんで地下。と思うけれども、おそらくこの辺一帯静かな住宅街なので、それっぽい感じの人々を隔離するためなのではないかと思います。

DSC00638.jpg

というわけで長い動く歩道

DSC00639.jpg

動く歩道のみで見られるSumitomo(住友重工業)のランディングプレート!

 

DSC00640.jpg

入り口の、自動券売機っぽいところに行くと四角い穴が空いていて有人で発券するシステムだったので、皆が口々に「人がいた・・・!」と反応して帰ってくる、ということが起きた。

DSC00641.jpg

フロアマップ。小さいですが、B1Fにすごくカーブしてるものがあるのが見えますでしょうか。これですね。

DSC00668.jpg

こちらそのB1F広場。

DSC00642.jpg

ありました。

DSC00659.jpg

これです。

 

スパイラルの内側ではなく外側に柱がある設計のものを初めて見た気がする。圧倒的、ハレじゃない感。競馬場って初めて来ましたけれど非常におもしろい。一種、病院のような、事務的で機能的な構造なのに、スパイラルのような浮かれ設備が備わっている。

 

DSC00656.jpg

JRAのCMっぽい写真、を撮るなどして遊んでいました。

10/8 「中川翔子のマニアまにある」収録日記

BS日テレの「中川翔子のマニアまにある」世界一狭い趣味 ニッチマニアスペシャル第2弾に出演いたしました。

ちょっと急なことだったので、安定のランドマークプラザ様のほかはディレクターさんがサイトに載っているエスカレーターを全機みて(なにげにすごい。そんなディレクターさんめったにいない)これは、と思ったエスカレーターをピックアップしてくださり、ロケとなったのですが。

江戸東京博物館の広報担当さんが「エスカレーターに注目されたのは初めてです」(でしょうね)と少し嬉しそうだったのがよかったです。お世話になりました。 

 

何度も変なロケで来てすみません。ランドマークプラザ

DSC09677.jpg

 

 ニュー新橋ビル。

DSC09689.jpg

 

 江戸東京博物館はエスカレーターに乗りながら写真を撮れたことがなかったので嬉しかった!

DSC09699.jpg

 

 

そして、そのうち同人誌にまとめようとしている「エスカレーターの付け根」コレクション。

DSC09684.jpg

DSC09686.jpg

 

江戸東京博物館の付け根は付け根がというか、いろいろすごい。

DSC09694.jpg

エスカレーター載動画も久々に撮りました。(音が出ます)

 

www.bs4.jp