2020-01-01から1年間の記事一覧
かつて「東洋一の軍港」と謳われた呉湾には、今も海上自衛隊の潜水艦や護衛艦がいっぱい集結しており、造船所もあるのですが、ほぼ毎日運航している「呉湾艦船めぐり」の船に乗ると、その全てを海から観察することができます。 特に日没15分前に出発する「夕…
これは2020年10月の写真ですが、厳島神社の大鳥居は令和元年から修理工事のためメカメカしい足場の組まれた状態が続いているようです。かっこいい。 【2021/10/4更新】大鳥居 修理工事について | 社団法人宮島観光協会|新着情報
東京のようにがっちり柵があったり、がっちり鍵のかけられた船着場があるのではなく、誰でも自由にアクセスできる広島の河川は、かねてより羨望の的です。 明治〜昭和ごろのものといわれる石積みの護岸には、潮の満ち引きに対応できる階段状の船着場「雁木」…
広島県広島市安芸区の「スカイレールタウン」は、丘陵地に開かれた住宅団地で、ふもとのJR山陽本線の駅から頂上までをモノレールが走っている。 「日本のモノレール」に分類されたれっきとした懸垂式モノレールなので、存在は知っていたのだが、国内モノレー…
瀬戸内海汽船によるおしゃれな新造船「SEA SPICA」で、半日ずつののんびりクルーズが企画されていると教えてもらって、早速行ってきた。 瀬戸内のことはもともと好きなのだが(岡山とか高松とかにしょっちゅう行くのはそのせいである)、もっと好きになる素…
三原駅の目の前にある三原城跡は、毛利元就の三男・小早川隆景によって建て始められたと言われる城。建てられた当時は海に面した「浮城」とも言われていたらしい。現在、天主台や舟入櫓の一部が残っていて、三原駅の出口を出て、徒歩0分で到着できるアクセス…
時は遡って、多拠点生活をしていた頃。 児島で干拓施設をうろうろ見てまわったあと、三原城を見に行く前、の隙間の記録。 HafHで利用できる呉のゲストハウスに泊まって、カブで呉を散策する。 岡山市・玉野市の児島湾干拓施設群 - エスカレーターマニアの移…
倉敷市のかっこいい水門を見て気を良くしたあと、さらに干拓にまつわる施設をめぐるべく、土木遺産に選奨されている「児島湾干拓施設群」を見に行ったのだが、これが想像通りの地味かっこよさで大変満足であった。明治中期における全国でも最大級の干拓事業…
岡山市東区の「水門町」、牛窓の旧塩田エリアに続いて、倉敷でもやはりかんがい施設が気になる。 1箇所目は、国の重要文化財にも指定されている「高梁川東西用水酒津樋門」。高梁川から取水し、15連ゲートの南配水樋門と7連ゲートの北配水樋門によってこのあ…
児島にしばらく滞在して、なんとなくその辺りを散歩しているうちに、だんだんと解像度が上がっていく体験はおもしろかった。 ざっくりいえば、もともと海→干拓で土地ができる→土地に塩分が多いため綿業が盛んに→北前船の寄港地として栄える(下津井港)→塩田…
倉敷市児島は瀬戸大橋の岡山県側の起点がある街で、これまでにも何度か訪れている。 ADDressを利用して児島にゆっくり滞在する機会があり、どこに行こうかと調べていたら、「風の道」というサイクリングロードがあった。平成2年に廃線となった下津井電鉄の旧…
ふらっと通りかかった牛窓で、ふと思い立って「眺めの良いカフェに行きたいな」と調べてふらっと立ち寄ったカフェが、本当に眺めがよく良い場所だった。 牛窓オリーブ園の展望台2階にある「山の上のロースタリ」。 その名の通り、山道をぐいぐい登った先にあ…
岡山県瀬戸内市の牛窓は、古くから栄えた港町。現在は「日本のエーゲ海 牛窓」という看板が至るところに立ち、どうやら関西方面から気軽に日帰りできる絶景スポットとして人気のようである。 リゾートホテルや海水浴場にヨットハーバーのある沿岸エリア、展…
ある日タイムラインに流れてきたこの風景が気になって、実際に見に行ってみることにした。 水門の家。川のど真ん中に屋敷が立つ不思議な景観がありました。 pic.twitter.com/1HWyYjtGJS — キョン (@kyon_K4) September 2, 2020 3年前にも、水路さんのTweetが…
史跡にもいろいろあるが、「国宝」そして「重要文化財」に指定されてるものは間違いない、と圧倒的信頼を置いている。それは、歴史的な文脈だけではなく、なんの背景も知らなくても見た目だけで新鮮に驚きや感動があるから。 岡山にある、国宝に指定された建…
2020年9月、東京から四国を経由し北九州までをつないでいるオーシャン東九フェリーに乗って、徳島へ。 オーシャン東九フェリーは有明の「東京港フェリーターミナル」からの出発 本日乗る船は「フェリーどうご」 連休間近だったので、バイクの皆さんも相変わ…
世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録されているものは順番に回っていっている。そういえば韮山反射炉をまだ見ていなかったな、と思ってちょっとカブで行ってきた。 【世界遺産登録決定】明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 韮山反射炉…
『東京の美しい本屋さん』でもお世話になったエクスナレッジさんから、エスカレーターの本が出ます!エスカレーターマニア歴15年ぐらいにしてついに!です!!ありがとうエクスナレッジさん&編集者様!!! いろいろな想いが錯綜しているので箇条書きで失礼…
ダム好きはドライブが好きな人の趣味でしょと思っていたのだけど、カブでツーリングするようになったらしばしばダムを見に行くようになってしまって、なんとなく悔しいのだが、ダムはかっこいいぞ。 藤沢川砂防林1号ダム 特に砂防ダムが好き。 長野県伊那市…
「大地の芸術祭」の多数のアート作品のモチーフに選ばれている、越後妻有の「かまぼこ型倉庫」。 なかでも、小沢剛さんの《かまぼこ型倉庫プロジェクト》では、松代でそのルーツに迫る詳細な調査をしている。特にほくほく線の工事の際に、使用済みの支保工を…
一度じっくり作品を巡りたいと思っていた「大地の芸術祭」の里、越後妻有へ。 宿泊先は、『醸す森』。交通手段は原付カブ。 山道が多いので、原付は効率的に作品をめぐるのに最適なモビリティ(zaikabou先生はよく自転車で行ってるが素人はやめたほうがいい…
新潟市西区槇尾にある、川と川との立体交差。 川の立体交差は、人生一度は見に行きたいもののひとつとして長年心にブックマークしてあったのだが、その夢を叶えることができた。 どーん。下が二級河川の新川、上が一級河川の西川。 西川は、かつて流路変更を…
北海道から帰る日。小樽港から新潟行きのフェリーに乗る。 優雅にフェリーターミナルでお茶したり。 新日本海フェリーは、舞鶴、敦賀、新潟、秋田と北海道をつなぐ船。裏日本出身ではあるが、このフェリーも初めて乗る。 バイクずらり。相変わらず生協の配達…
室蘭につづき、小樽で日本遺産「炭鉄港」をめぐる旅。 本邦国策を北海道に観よ! | 日本遺産ポータルサイト 「炭鉄港めし」の「ぱんじゅう」というやつも食べた。 【小樽】もち菓子/ぱんじゅう | 炭鉄港めし 特設サイト 前回すでに訪問済みのものは飛ばして…
ジオパークはいいぞ。 室蘭から小樽まで一気に北上する日、これも行ってみたいと思っていた洞爺湖有珠山ジオパークに寄る。 洞爺湖有珠山ジオパーク 有珠山ロープウェイと昭和新山 まずは有珠山ロープウェイへ。 昭和18年から20年にかけての噴火活動で突然隆…
ジオジオしい登別にちょっと寄ったあと、この日の宿泊地、室蘭へ。 室蘭といえば、「日本六大工場夜景」として張り切って頑張っており、夜に、工場夜景の見えるナイトクルージングを予約してある。確か何度か室蘭に来ようとしていたのだが、天候不良だとか、…
北海道カブの旅、苫小牧のドーミーインから室蘭のドーミーインへ移動の日。 地獄を制しに行かねばと、登別に寄る。 倶多楽湖 湖畔 道中、倶多楽湖の湖畔に出た。 摩周湖とともに、国内トップを競う透明度とのことで、ほーん、と眺めてみたり。 日和山展望台 …
富良野から苫小牧へ移動の日。 富良野と小樽のADDress拠点の予約の間に2日間の空白があって、本当は支笏湖畔のキャンプ場とかで楽しくキャンプしようと思っていたのだが、ちょっと調べてみたらこの時期、湖畔のキャンプ場は激混み。午前2時とかぐらいから並…
ジオパークはいいぞ。 富良野から、国道452号線、道道156号線を通って、三笠市へ。 奔別・幌内エリアの炭鉱関連施設の一般公開が行われているということで、行きましょう。 かっこいいものが目白押しだったため、記事が長いぞ。 三笠ジオパーク (ちょっと寄…
朝も大量のメロンに心奪われるところから始まる富良野の旅。 もう1台のカブと合流する。 もう1台のカブの人が持っていた地図とやる気のガイドブック(あ、なんだこのガイドブック、いいな買おう) 意気揚々とカブで北海道へ来たものの、とりあえずADDress拠…