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坂道ファンのタモさんをリスペクトし、エスカレーターファンとして銀座をゆく

取材日記

先週のブラタモリ銀座編。番組しょっぱなから妙にテンション低めのタモさん。「銀座はあんまり好きじゃないんだよね」とか言い始めるので、銀座に集う人々の浮かれた感じとか、今や観光客しか歩いてない点などに苦言を呈するかと思いきや、理由は「高低差がないから」。「高低差がない街に興味がない」まで言いだす始末。これには本当に感動した。タモさん、あなたはあらゆるニッチマニアの鑑です。知ってたけど。


番組はこのあと、『タモリ、「江戸前島」だったときの名残である銀座の超微妙な高低差を発見し、すっかり機嫌を直す巻』となるのだが、詳細はNHKオンデマンドででも観ていただくことにして、私もタモさんを見習って、ニッチなエスカレーターファンとして銀座をブラブラしてきたのでご報告する。


銀座、エスカレーターあんまりないからそんなに好きじゃなかったんですよね。ええ。

でもじつはいっぱいあったんです。



銀座三和ビル

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って、外観はこんな超雑居ビル。間口もせまいしエスカレーターありそうにないのだが


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入口入ると、あった。独立型では珍しい下り運転で、エスカレーターが次々に人を吸い込んでゆく。


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さらにビル中央、地下2階へつなぐ並行型エスカレーター。ここの地下にこんな素敵エスカレーターが隠されてる(隠してはいない)なんて誰が知っているだろう。超立派だが降りた先には有名な豚しゃぶの店舗が1軒だけである。

エスカレーター自体の型は無難な日立。


こっそり度★★★★

レア度★

渋さ★★


メルサGinza-2

メルサはファッション系の雑居ビルなんだが、年齢層高めの品ぞろえが激渋で魅力的。


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エスカレーターも黒×金で渋い。


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オーチスのデコな床板は希少価値高い。渋い。というか初めて見た。



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手すりの形はゆるいつの字。オーチスは手すりのフォームにはこだわらない主義か、もしかして。


こっそり度★★

レア度★★★★

渋さ★★★★


ニューメルサ

「ニュー」がつくものの独特の時代感覚については以前少し書いたけど、ここも然り。


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「クリエイターズスペース」とかこんな具合だ。これで言うと、野菜の直販所とかも「クリエイターズスペース」でいけると思う。


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ここも手すりの色が渋くて素敵。三菱。


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地下のファミリアに通じるエスカレーターはちょっと不思議だった。

左が玄関側、下りエスカレーターは普通のロゴ。

右は反対側、地下からの上りエスカレーターは、ロゴが反転している。なんでだろう。

一旦降りて、のぼってみて答えがわかった。


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のぼった正面にミラーが!これぞお客様目線!コネタ城に応募しておこう。


こっそり度★

レア度★★

渋さ★★


松坂屋 銀座店

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松坂屋はここの角の風味が一番好き。でも中身は階段だ。残念ながら。


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でもエスカレーターも、丸ボディに手すりブラックでかっこいい。

デパートのエスカレーターは丸ボディが多い。というか、丸ボディエスカレーターはデパート発祥かもしれないな。と思うこのごろ。


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数字ロゴがかっこいい床板は、日立の縦縞である。これも、初めて見た。



こっそり度★

レア度★★★★

渋さ★★★


東京銀座資生堂ビル

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狭い空間にエスカレーターってなぜこうもドキドキしてしまうのか。3階カフェと完全に内装をそろえてるのも素敵。三菱。


こっそり度★★★★

レア度★★

渋さ★



エルメス銀座店

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銀座、狭いエスカレーターパート2。正確にはエルメス銀座ビルの裏、地下鉄銀座駅の出口。


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上から見るとこんなですもの。ドキドキするよねぇ。


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エスカレーターツアーにご参加いただいた皆様にはこの写真だけでおわかりのことかと思いますが


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シンドラーです。シンドラーのひとり乗りはほんとにスタイリッシュで好きよ。


こっそり度★★★★★

レア度★★★★

渋さ★


銀座三越

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丸ボディじゃないや、がっかり…なんて思った三越のエスカレーター、一応ベストショットを探して写真を撮っていたらなんかえらい凝ったつくりだったことに帰ってから気がついた。かっこいいじゃんこれ。


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おなじみ日立の床板模様だが、ロゴ部分が金色プレートなのはちょと珍しい。


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そして皆さん!この手すりフォームは初めて見ましたよね!!


こっそり度★

レア度★★★★

渋さ★★


銀座コア

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ここも丸ボディではなかったのでテンション低めだったのだが、見れば見るほど渋いエスカレーターだなぁこれ。手すりカラーとか。


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ひとり乗りだし、地下真っ暗だし。日立。


こっそり度★★

レア度★

渋さ★★★★


山野楽器

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山野楽器、超有名だけどこんな素敵なエスカレーター空間があるって教えてくれたらもっと早く訪れていたのに。


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狭いながらに一人乗りをうまく活用した吹き抜け空間。


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いろんな音が溢れる店内で、エスカレーターは共通音源のプロモーション空間としても活用されている。ビートルズはあらためて告知しなくてもみんな知ってると思うけどね。


こっそり度★

レア度★

渋さ★

※銀座的エスカレーター尺度では測りきれない未来系空間でした。


このほかに、超高級ブティックのエスカレーターも狙ってみたのだが、入ったが最後、店員さんにぴったりマークされた揚句、お店の外まで見送ってもらったりしてしまい、エスカレーター超高級部門については次回見送りに。たぶん母なんかにダミーになってもらうといいかも。その前に素直に撮影を申し出ればいいのだけど。今回は渋い系&ひとり乗りのカタログが一気に増えたので満足である。


さて次回は、銀座のビルとビルの隙間に入り込んでウキウキしますよ。


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