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9/8 香港島エスカレーターハンティング #38in香港

取材日記 2013香港旅行記 エスカレーター 都市河川・船


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朝起きてiPhone開いたら東京五輪が決まってた。東京にいてそれを聞いたら、会場のある江東区民としては大盛り上がりだったとおもうけど、香港ではまるで実感がない。東京に五輪がくるよりも香港の日常のほうがよほど活気がある。

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香港島にフェリーで渡ってエスカレーターハンティング。

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現在地下鉄が通ってるのでフェリーに乗る必要は全然ないのだけどフェリーはターミナルも船もじつにひなびた感じで素敵だった。オクトパスカードで乗れる。

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1階席と2階席で乗り場がわかれている。

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香港島にはトラムがあるので激烈に便利。移動しまくってハンティングしまくった。

香港のエスカレーターメーカーは最終的に、オーチス、シンドラーの2強と、CNIM(フランス)、Thyssen(ドイツ)、KONE(フィンランド)の欧州勢、それに日本から三菱、日立、東芝フジテックと、ほぼ全世界のメーカー見たんじゃね?て感じだった。中国のメーカーがあるかと思ってたが、なかった。

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HSBC本店のエスカレーター下にすごくたくさんの女子がビニールシート広げてたむろしていたので、今日は日曜だし青空マーケットの準備かしら、と思ったが、午後通ったときもやはりたむろしてるだけだったので、あれはなんだ。広い歩道橋もやはりビニールシート女子(いろんな人種)でいっぱいだった。

追記:

と思ってたらこんなコメントいただいた。

おお!たしかに。いかにも出稼ぎメイドさんっぽい一団だった。メイドさん制度が定着してる中国圏はいいよなーとOL的に思ってたけど、メイドさんメイドさんで大変そうだ...!

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めあてのタイムズスクエア開店まで時間があったので、トラムの支線に乗って競馬場をぐるっと一周。日本で競馬場のまわりって、治安が悪いイメージだが、香港は高級住宅街である。

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そして香港ほぼ唯一の橋脚充スポット。

タイムズスクエアにスパイラルがあるという話だったのだが、ロングエスカレーターに魅せられて登って行ったらシンドラーのシースルーエスカレーターがナチュラルに1階とばしで吹き抜けをかけめぐってて夢みたいだった。香港では、高いビルは1階とばしや2階とばしが当たり前のようにあるので、何階にいるんだかすぐにわかんなくなる。でも大吹き抜けがあるので、何階かわかんなくてもどこにいるかはわかる。不思議な感じ。

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まずどかーんと4列併置のロングエスカレーター。

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のぼってくと

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なんか夢の空間が!なにここ!

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駆動部分までシースルーになってるすばらしいエスカレーターたちの競演。むふぅ。

スパイラルは結局、ロングエスカレーターの裏の別館扱いっぽいほうにあった。スパイラルエスカレーター一覧の設置基数だけはあえて見ないようにしてるので、どんな状態であるのかはお楽しみのポイントだが、シンメトリーに2基ずつの計4基が、オーバル状のホールを囲むように設置されてて、スパイラルかくあるべし、三菱のひともさぞうかばれたことだろうと、例によって勝手に思った。

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タイムズスクエアすぐ近くの、新しくできたHysan Placeというビルがすごくて、トラムの通りからビル前面にエスカレーターチューブが浮き彫りになって見えてるのだけど、いってみたら、4,7,9,11直通という変則エスカレーターで、通りから見えるということはエスカレーターからも通りが見えるので、大絶景エスカレーターになってるのだった。シンドラーの一人乗りでガンガン登って、帰りは12階から下りが出ている。

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これ。なんかすごくない?

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中はこんなで

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外丸見え。

このように、高層ビルのぼりほうだいの香港なので、昨日紹介した屋上タイポロジーがたやすいわけである。

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下りは12階から。

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たぶん香港に高所恐怖症のひととかいないんだとおもう。

昨日も書いたけど香港では自動が正義、速いが正義である。エコとかおかまいなしな感じが日本人にない感覚で、あと空調もこれでもか、という強冷房で店のつづく通りは外もちょっとすずしいぐらいで、古めの建物は全部正面に室外機が並んでる。クーラーのない時代の建物と思いきや、正面に室外機置き場を初めから配した建物も見つけて大変可愛かった。

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室外機コレクション

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圧巻。

しかし、香港の建設現場の足場は竹である。

どんな高いビルでも、新しくても古くても、とにかく竹だったので、もはやそういうものなんだろう。超絶エコである。

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足場コレクション

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トラムの終点の渋め百貨店で、丸ボディ。

午前中のクライマックスは、回転展望レストランのあるホープウェルセンター。回転展望つったって、香港の回転展望は、62階だよ。そんな高さまで、エレベーター嬢がご案内するでもなくカジュアルに登れてしまったので、ちょっとチラ見できるかなと思ったらそんなわけはなく、手前のとこで、どこに行くのか、予約はあるか的なことをきかれた。しどろもどろになってたらjust for drink?とか都合のいいことを言われたので、イエス、イエス言ってウェイティングバーっぽいとこに案内される。ウェイティングバーつってもソファーだし、回転するし、62階なのだ。飲み物メニューの中で1,000円くらいのスタバのフラペチーノみたいなカクテル頼んだら、グランデみたいなサイズで出てきてそれで海側の3/4周ぐらい粘ってしまった。私は回転展望レストランを乗り物だと思ってる節がある。ちなみに、ランチはビュッフェみたいだったけど6,000円ぐらいらしい。ホープウェルセンターには他に展望台もなくて、もしかしてここをバーとして使うのってめちゃくちゃ穴場なんじゃ、と思ったけど、夜景鑑賞としてはホープウェル自体が光る側なのですね。

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64階までふつうにのぼれるエレベーター。

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ラグジュアリー...!

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こんな高いビルも、竹。

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ショッピングモールのエスカレーターはいちいちかっこいい。

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昨日見た、キオスクのタイポロジーはこれだ!

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たしかにこれを正面からひとつずつ撮っていくのは大切なお仕事。

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現役の通りはこんな感じで大にぎわいである。

午後に世界最長のミッドレベルエスカレーターへ。これはCNIMのお仕事。分割式なのは知ってたが、最初動く坂道なのは知らなかった。これで世界最長名乗るのはどうかと思ってたが、エスカレーターですらじゃないじゃん!!と憤慨しかけたところで、途中からさらにぐっと傾斜がきつくなってエスカレーター登場。傾斜浅めのエスカレーターとか、いろいろ駆使して、たしかに、私が「まだぁ?」って思うくらいに延々と続いてた。エスカーみたいなもんだろ、とたかをくくってたら大間違いであった。世界最長おそるべし。

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最初は動く坂道

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いったん下ってまたあがる

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こんな感じで延々とエスカレーター

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低勾配エスカレーターもある

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最終地点は住宅街でもうあんまりひとがいない。

エスカレーターのプロの方は、エスカレーターは長さではなく高さで測るのだときいて、なるほど!!と開眼したことがあり、ならばたしかに世界最高なのか、とか思ったけど、ミッドレベルエスカレーターは全部で20基らしいので、たとえば20階建ての建物にジグザグにエスカレーター設置しても世界最高ってことになるよね、て気がする。ギネス登録記録によると、「屋外エスカレーターの中で」世界一ってことみたいですね。

帰りに本屋さんで、店頭で平積みになってた香港今昔の本と、香港廃墟マニアの本と、高層ビルの間取り一覧の本を買ってきた。香港の高層ビルって、なぜそこが出っ張る?みたいな複雑な多角形になってるんだけど、その中身はどうなってるかについて一つずつ間取り図とともに解説した、これだー!て本である。廃墟は、じつは私あんまり興味ないんだけど、本のノリが学術寄りじゃなくて日本のその手のマニアと同じエンタメ系なのが漢字の行間からありありと伝わってきたのでつい買ってしまった。

これで簡単!おもてなし広東料理!の本は散々迷ってやめた。

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なぜかでっぱる香港の建物。こういう建物の間取りはどうなってるのかが全部書いてある本を買った。

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カオルーン側に戻ってまた渋めのデパートのエスカレーターは日立のスクエアレールだった。