定時の18:30に会社を出て、江東区の自宅へ。
コンビニで買った夜ごはんを食べて、お風呂に入って、用意してあった服に着替え、「そうだ、ドライヤー!」とか、「そうだ、マスカラ!」とか叫びながら、スーツケースに入れ忘れた荷物をスキマにつっこむ。特に何も考えずに買ったかわいさ重視のごついスーツケースは、行きの時点から超過重量が心配。(空港で測ったら15kgだった。半分空いててこれって、残りの半分のスペースはいったいなんのために...。)
この時期のヨーロッパに行ったことがないので何を着たらいいのかわからない、というツイートを1週間前からしたかったのだが、「はいはい、これから旅行行くよ自慢ですか」と自意識過剰気味に自粛したので、結局何を着たらいいかわからない。薄めのミリタリージャケットとウールのショールを手荷物につっこむ。手荷物は、なんだか考えすぎた結果、いつも会社に持って行ってるショルダーと、Forever 21の薄いビニール袋を持つことになった。なぜだ。
今回の旅は「1年に1度だけ公開されるロイズ本社を観に行って(ロンドン)」「シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1から帰る(パリ)」という大きな目的がある。私はものすごく心配性なので、この旅は失敗する予感しかしておらず、あらゆる失敗に備えて旅行保険のたくさんのオプション(飛行機遅延とか、旅行途中キャンセルとか、荷物の破損とか)に入ったうえ、「ロイズオブロンドンもシャルル・ド・ゴール空港も結局みたいところはみれなかったりすんだろう」と始まる前から諦めている。かつ、心配すぎてきちんと調べたら最初っからダメだってわかっちゃうんじゃないかと思ってちゃんと調べてなかったりもする。なんだそれ。
結果的にはこのあと、オプション項目にも、病気やけがや盗難といった一般項目も、全くかすることなく、旅行保険代を全額無駄にすることになるのだが。
自宅前からタクシーを拾って浜松町へ。本当はいつもどおり大江戸線で行くつもりだったが、スーツケースを交差点まで10mくらいひっぱってった時点で「無理です」と判断。タクシー代は深夜料金で3000円弱くらい。
東京モノレールは先頭車両1択で、22時前に羽田空港国際線ターミナル。
先頭車両に私しか乗ってなかったし、木曜深夜の空港、さぞや閑散としているんだろうと思いきや、超にぎわってる。なんだこれ。
宅配便受付カウンターでグローバルwifiをレンタル。「それじゃ、こんなのつかえないじゃない!」と超もめてるひとがいたが、なにも質問しなければ「はいどうぞ」と渡されるだけである。なのでここでも「ああ、つかえないのかもな...」と半ば諦めつつ、シンガポール航空の受付カウンターへ。空いてた。荷物は15kg。
荷物検査も出国カウンターもあっさり通り抜けて、国際線ターミナル内部に初潜入。ここでいきなりテンションがあがっていろんな不安がふっとぶ。いやー空港いいねぇー。
空港に着いたらまずすること。エスカレーターのチェック。これは日立さんのお仕事。
上の階にフードコートみたいなところがあったのだが、超混みだった。
免税品コーナーも美しく充実。成田と遜色ない。
動く歩道は三菱さんのお仕事。
母に頼まれていた免税化粧品コーナーを物色(私信:なかったですごめん)、AKIHABARAコーナーで買い忘れていたメモリーカードとこの前壊したイヤホンを買う。
で、暇だなーこれから飛行機乗るから電池も節約しなきゃだし、と思っていたら、そんな私のためのような電気使い放題スペースがあった。コンセントがあると思わなかったのでeneloop用のコードはあるがプラグはスーツケースにある状態。が、「だめなのかも」と思っていたグローバルwifiのケースをあけてみたら、ほしいものが全部入ってた。予備バッテリーをけちったのでwifi充電用にあらゆるUSB変換コードを持ってきていたのだが、そうだよね、元々入ってるんだよねー。あ、しかも昨日ハンズで買ったのとまったく同じ、世界対応プラグも入ってる。そうだよねーこれも必要だもんねー。しかもAndroidと同じ汎用miniUSBだったので、昔コンビニで買ったAndroid用の充電器がそのまま使える。本当に便利でしたよグローバルwifi。
Freeインターネット&電源コーナーがいたるところに。最初に見つけたのがスタンディングだったんで、なるほど長居はするなと...と思ったけどふつうに椅子席のコーナーもあった。
グローバルWiFiの周遊プランに入ってたもの。1,580円×旅行日数分の金額でレンタルしなければならないのだが、乗り継ぎのシンガポールでもつかえるということで大変に便利であった。
と、すっかりあらゆる心配がどこかへいき、iPadとiPhoneで、いまここでしなくてもいいことをしたり、いまここで見なくてもいいサイトをいろいろみてるうちに、あっというまに搭乗の時間に。