【まとめ】美形の系譜 - 美しい人々を眺めて元気になる物語まとめ

美しすぎる云々、というのは最近の流行ですが、美しすぎること自体が主題にされる物語も数多く存在します。不幸であることも多いのですが、美しい人々を眺めていると単純に私は元気が出ます。よわったときに最適。というわけでまとめ。

 

美形すぎて世の中狂わすタイプ

 光源氏源氏物語

源氏物語 01 桐壺

源氏物語 01 桐壺

 

ここでまとめる「美形」とは、私の個人的趣味ではなくて、「美しすぎるが故に事件を巻き起こす」とか、「美しすぎる」ことが物語の主題になっているようなタイプの人々を指します。

 

かぐや姫 『竹取物語

日本の古典でいうと、光源氏かぐや姫。最近、『かぐや姫の物語』を観たのですが、ぱっと見の感想としてかぐや姫光源氏ぐらい開き直っちゃえばよかったのにと思います。男子は美しすぎると開き直りがちですね。在原業平さんとか。

blog.tokyo-esca.com

 

アイリーン・ウェイド 『ロング・グッドバイ

 ミステリーの分野でも、「美しすぎるがゆえに事件が起こる」人々はよく登場するのですが、私が大好きなのはチャンドラーの『ロング・グッドバイ』に登場するアイリーン。「美人すぎて男なら振り返らないほうがおかしい」とか言われちゃうひとです。

 日本のドラマ版は小雪が演じてました。

 

エリーズ 『ツーリスト』

ツーリスト [DVD]

ツーリスト [DVD]

 

ため息が出るほど美しい謎の女をアンジェリーナ・ジョリーが演じているのですが、美しいヴェネツィアの街並みとあわせて、見るだけで元気になるぐらい美しくて大好きな映画です。アンジェリーナ・ジョリー大好き。

 

オスカル 『ベルサイユのばら

 美しすぎて事件を巻き起こす、でいうとマリー・アントワネットをあげるほうが正しいのかもしれませんが、オスカルの「女にモテる女」としての開き直りっぷりは大好きです。男にモテると途端にオロオロしちゃうんですけどね。

 

アッシュ・リンクス 『BANANA FISH

吉田秋生の初期作の主人公は全員美形で全員天才な気がするけど、アッシュ・リンクスはその中でも最強で、そのせいで最も不幸である気がします。 

 

薪剛 『秘密 -トップ・シークレット-』

新装版 秘密 THE TOP SECRET 1 (花とゆめコミックス)

新装版 秘密 THE TOP SECRET 1 (花とゆめコミックス)

 

同じく、美形であり、かつ天才。BANANA FISHもそうですけど美形の天才はなぜか少しBLっぽいのは単に私の趣味がそうだからでしょうか。そうですね。

生田斗真主演で今年夏、実写化だそうです。楽しみ。

 

 九十九十九 『九十九十九

九十九十九 (講談社文庫)

九十九十九 (講談社文庫)

 

「あまりの美しさに、素顔を見せるだけで相手を失神させてしまうためサングラス着用を義務づけられている」清涼院流水のJDCシリーズの登場人物、九十九十九を題材にしたメタフィクション。「美しすぎる」ことを主題にするのではなく、「美しすぎて事件が起こるミステリー」をメタ的な視点で主題にする怪作。めちゃくちゃな内容なのに愛にあふれまくってます。

 

美形なのに残念タイプ

筧史朗 『きのう何食べた?

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

 

「40すぎてるのに美形すぎて気持ち悪い」といわれ、ゲイの世界ではモテるタイプではなく、美形なのになんだか損している筧氏。よしなが先生の絶妙な設定が大好きです。

 

関根圭一郎 『関根くんの恋

関根くんの恋 コミック 全5巻完結セット (Fx COMICS)

関根くんの恋 コミック 全5巻完結セット (Fx COMICS)

 

 残念な美形、ということが主題になってるタイプの主人公というと最近で言えばこの人。

 

村上直樹  『東京大学物語』 

東京大学物語(1) (ビッグコミックス)
 

徹頭徹尾クズすぎて美形であることを忘れそうになるけど村上くんもそうですね。

 

ハウルハウルの動く城

ハウルの動く城 [DVD]

ハウルの動く城 [DVD]

 

最初の登場シーンは最高に格好いいのにどんどん愛着わくダメキャラになっていくハウル

 

美形の思春期

麻見史緒 『プライド』

自分が美形であることに誇りを持ち始めつつも、戸惑いもする、思春期というか、成長を描く作品、というジャンルもある。

努力タイプ、純粋タイプの主人公とはまた違った、「持って生まれてしまったひと」の成長ストーリー、てなかなかおもしろいです。

 

ユリスモール・バイハン 『トーマの心臓』 

トーマの心臓 (小学館文庫)

トーマの心臓 (小学館文庫)

 

ユーリは、南欧系の顔立ちであることにコンプレックスを抱えてもいるのでまたちょっと違うんですが、「自分に向けられる好意に戸惑う」系譜としてはまさに筆頭の作品。

 

足立ユイ『あまちゃん 

blog.tokyo-esca.com

 『プライド』と同じく、本来なら主人公の引き立て役にしかならないはずの「お嬢様なライバル」であるユイちゃんが、魅力的すぎて日本人の心鷲掴み。

 

テレーズ 『キャロル』

blog.tokyo-esca.com

徹底して「男性から見たときの自分の魅力」を拒否し、牽制する少女。

彼女が、他者のための美しさや、自己犠牲の愛ではない、自分自身の尊厳としての愛を知り、成長する、とても美しいお話。

 

悪女タイプ

ルーシェンカ『カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

 

性格最凶の美女、グルーシェンカ。女も男も手玉にとる手腕に震撼します。

 

 ロリータ

ロリータ [DVD]

ロリータ [DVD]

 

キューブリック版のロリータを演じたスー・リオンがまさしくロリータとしか言いようがないロリータっぷり。