おしらせ:2017/8/12(土) コミックマーケット出展します。新刊出します。詳細こちら。

8/12 C92 土曜日 東5ホール ヘ-39b 「東京エスカレーター」出展のお知らせ - TOKYO ESCALATOR BLOG

 

文学・漫画

華やかな過労死『サプリ』

『サプリ』は新卒で博報堂に入社し、広告プランナーとして活躍される傍ら、漫画家としても執筆を続けていたパワフルな女性、おかざき真里さんの代表作のひとつである。 (以下多分にネタバレを含みます)

薄汚くよこしまな大都市に生きる 『ロング・グッドバイ』と『グレート・ギャツビー』

私はあまり読書家ではなく、偏読が激しいのだけど、チャンドラーを1冊も読んだことがなかったのは不覚であった。 村上春樹訳の軽装版で「ロング・グッドバイ」を読んだのだけど、これは人生で何度も読み返す本になるだろうなと思う。 ロング・グッドバイ (…

有限の時間の美しさ 堀辰雄の『風立ちぬ』と『菜穂子』

映画に違和感をもったら、そこがまさに、自分なりにその映画を読み解くカギになる。 『風立ちぬ』を二郎の物語として観て、私は完全に感情移入した。しかし、二郎と菜穂子のふたりの物語としてみると、その関係には不可解な部分が多いと思う。 菜穂子は単に…

イノセンスの崩壊『感謝祭の客』(誕生日の子どもたちより)

誕生日の子どもたち (文春文庫) 作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2009/06/10 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (38件) を見る

雲田はるこ、親を赦す漫画『昭和元禄落語心中』

「あなたも親になればわかるわよ」という言葉は、反発する子に対するセリフとしてはあんまりだ。親になればわかる、それは確かにそうであろうが、言い換えればそれはつまり、反発する子が再生産されたということで、親になるとわかるのであろう感動や、愛や…